ジョン一郎さん(40代後半・男性・岩手県)
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東日本を走る・撮る・食べる!
道の駅巡りをしながら観光地とグルメも楽しんでいます。
東北の良さを伝えていけたらと思っております。
ジョン一郎さんのいち押し観光スポット(72件中 1-4件を表示)
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一関市花泉町の「花と泉の公園」は野外のぼたん園や屋内のベゴニア館があり、春には「ぼたんしゃくやく祭り」(今年は4月29日~5月31日)が開催されます。
ベゴニア館が6月30日で閉館すると聞きまして、6月末までのフリーパスを購入して行ってきました。
通常はぼたん園 大人500円、ベゴニア館 大人300円 かかります。
5月中旬、一度目の来園。
ぼたんしゃくやく祭り中の土曜日ということもあり、けっこう賑わってました。
この日はラジオの公開放送や新人歌手のイベントもあり、天気も快晴。ぼたん園の牡丹も満開状態で、藤などの他の花も咲いて最高のタイミングでした。
約320品種4,000株の牡丹が植えられており、花の形や色も様々で「百花の王」と称される大輪の花は見ごたえがありました。
日によっては夜のライトアップも行っているようです。
ぼたんしゃくやく祭りですが、牡丹と芍薬は咲く時期が違いますので最高の状態で同時に見ることはできないようです。
このとき芍薬畑はまだ咲いていませんでした。
ベゴニア館に入ります。
東北初の大型ベゴニア観賞温室だったそうです。館内には鉢植えのベゴニアの花がずらりと並びます。
通年楽しめるベゴニアもありますが、4月~6月が花の最盛期だそうで、こちらも良い状態のを見ることができたと思います。
花に囲まれた喫茶コーナーでフロートやパフェを食べました。
ベゴニアの花で作ったシロップを使用したパフェ、ドリンクの色に合わせた花が添えられてくるフロート。どちらもエディブルフラワーなので花まで食べることができます。
6月初め、二度目の来園。
ぼたん園の牡丹はすっかり終わり、代わって芍薬が咲いてました。
花畑のほとんどは牡丹が占めているので、この時期に見に来た方はちょっと残念だと思います。
どこの花畑でも言えることですが、タイミングがずれると入園料を払ってがっかりすることも。
事前にホームページなどで開花情報をチェックしてから訪れるのが良いと思います。
6月末で閉館のベゴニア館では鉢花の特別価格販売や喫茶コーナーの値引きも行っていると聞いたので、最後にもう一度行ってみようと思ってます。
閉館を聞いて初めて訪れたのですが、閉めるのはもったいないと思いました。
来年には遊具を備えた子ども向け施設へ生まれ変わるそうです。
Go To トラベルが停止になりましたが、岩手県ではそれに代わる岩手県民限定の「いわて旅応援プロジェクト」が開始しました。
県外に旅に行きたいところですが、せっかくなので岩手県でも私が住んでいる場所から一番遠い洋野町(青森県や福島県にも行ける距離です)の「おおのキャンパス」に一泊で行ってきました。
広い敷地に「道の駅おおの」やパークゴルフ場、天文台、牧場、ミルク工房、工芸体験施設、宿泊・入浴施設など一日では遊びきれないような施設がいっぱいです。
宿泊施設「グリーンヒルおおの」に夕方にチェックイン予定だったのですが、だいぶ早くに到着したので夕方のおおのキャンパスを散策してみることにしました。
まずは道の駅でソフトクリームを食べました。
「おおのゆめミルクソフトクリーム」は岩手県内のサービスエリアなどでも食べられるのですが、ここはその本場のミルク工房があるのですから絶対食べようと決めてました。
おおのミルクのソフトクリームは現地で食べるとさらに美味しく感じますね。2日間でミルク・山ぶどう・いちごの3種類を食べてきました。
夕食・朝食に食べたヨーグルトや牛乳なども最高に美味しかったですよ。
おおのキャンパスは敷地が広すぎて、車での移動が基本となりますが、道の駅からも歩いて行ける「動物ふれあい館」へ。
ポニー・ウサギ・ヒツジ・ヤギがいて餌を買って与えることもできるらしいのですが、夕方だったせいかウサギとヒツジしか見れませんでした。
ふれあえないので柵の向こうのヒツジを見て過ごしました。子羊もいて可愛かったですよ。
夏になるとこの近くに「森のカブトムシ館」もオープンするようになってるみたいです。
車に乗って天文台の側の牧場の牛を見に行きました。乳牛がたくさんいましたが距離が遠くて残念。平日だったので天文台も開いていません。
ここにはまた夜に戻ってくることにして宿にチェックインしました。
夕食を食べ、入浴施設「おおの健康の湯」に入っていると日が暮れてきました。
ここは夜空日本一と言われる最高の立地、天気も最高、星空を見るのも楽しみにしてたんです。
温泉のベランダで涼んでいると月が上ってきました。しかも満月。
温泉上がりで体が温かいうちに天文台まで車を走らせました。
遮るものがなく360度見渡せる丘に建つ天文台、でも満月が明るすぎて満天の星空とまではいきませんでした。
次来る機会には天文台にも入ってみたいですね。
翌朝早くに目が覚めたので、早朝の道の駅やパークゴルフ場を散歩してみました。この日もすごく良い天気です。
朝食を食べ、道の駅が開く9時にチェックアウト。産直や工芸館でお土産を見て、最後に先日に近くで見れなかった乳牛を見てみようと三度目の天文台へ。
前日よりは近くに乳牛がいましたが、それでもまだ遠い。しばらく眺めていると飼育員の人がやってきて柵の中に入っていきました。
その飼育員が呼ぶと遠くから牛たちがどんどん集まってきて、私たちの前の狭い柵の中の通路を列になって歩いていきます。こんなの初めて見ました!
目的はよくわかりませんでしたが、たくさんの乳牛が列になって歩く姿をすごく近くで見れて大満足でおおのキャンパスをあとにしました。
奥州市の胆沢ダムは2013年に完成したロックフィルダムで、以前にあった石淵ダムを飲み込むように作られた巨大ダムです。ダムの中にダムが沈んでる状態です。
岩手県奥州市と秋田県東成瀬村を結ぶ国道397号沿いにあり、私は秋田県行きのドライブコースに、夏は昆虫採集に、冬は麓の温泉や雪を観に、春は花見にと一年を通して訪れることのある場所なんです。
今回は冬の雪景色と春の花風景を撮影してきましたので、紹介しようと思います。
冬の晴れ予報の日、国道397号を胆沢ダムに向かって走りました。
冬の国道397号は胆沢ダムの途中で冬季閉鎖になっているので、秋田県までは行くことができません。
豪雪地帯であるこの辺りは冬には桜並木に雪が積もり、雪のトンネルのようになることから「銀色の道」という愛称がつけられ、ダークダックスの「銀色の道」の歌碑も建てられています。
冬の胆沢ダムは空気が澄んで、青空を映してとても綺麗な景色になっていました。こんなに寒いのに湖面はめったに凍らないのが不思議です。
ダムの麓にはスキー場や温泉もあるので、温泉で温まって帰りました。
別の日、今度は夕方の胆沢ダムへ。
秋田県境の山々に沈んでいく夕日を撮影してきました。
ダム管理事務所が夕方に閉鎖になるので、ダムの天端からこの景色を見れるのは冬だけだったりします。
痛いくらいの寒さとの戦いでしたが、とても綺麗な夕日を見ることができました。
春、4月。ダムの麓にはミズバショウ群生地の馬留湿原があります。
昨年も撮影に行ったのですが、時期を間違えてしまったようで咲き終わった後でした。
桜が咲く前が見頃との情報をいただき、4月13日に行ってみたところ、たくさんのミズバショウが咲いていました。
胆沢ダムの周辺には珍しいミズバショウ「ヒメカイウ」が咲く場所もあるみたいです。
4月20日、国道397号の桜並木が満開になり、夜にはライトアップが行われていると聞き、日没前に向かってみました。
ここの桜は咲く時期が遅く、岩手県南部の桜が終わった頃に満開を迎えます。
冬に銀色の道だった国道は満開の桜の回廊に変わり、道路脇に設置された明かりに照らされてました。
「さくらまつり」ののぼりが立ち、コロナ禍でなかったら出店も出ていたそうです。
それでも暗くなっていくにつれ、花見客が増えていきました。駐車場が限られるので、路上駐車や交通の妨げになるような人たちも出てきたのが残念でしたが、7kmあるという桜並木の夜景は派手さはないですが、とても良かったと思います。
今年は厳しい冬だったのですが、2月に入って雪も少なくなり暖かい日もでてきました。
この日も最低気温がプラスで、午前中は晴れの予報。まだ暗い早朝に東北自動車道に乗り、宮城県大崎市を目指しました。
宮城県北には渡り鳥の飛来地の湖沼がいくつかあり、その中でも有名な伊豆沼・内沼は昨年行ったので、今年は化女沼で夜明けに飛び立つ水鳥を見ようと車を走らせました。
日の出時刻の6時20分前には着いたので、古代の里の駐車場に車を停め、水際へと歩きました。
湖面には白鳥やガンなどの渡り鳥がたくさん浮かんでいました。
間に合った。撮影のためにカメラの準備をしていると、鳥たちは一斉に飛び立ってしまいました。
この瞬間を撮るために早起きして来たのに、数秒の差で撮り逃してしまいました。もう見える湖面には鳥はいません。
がっかりして駐車場に戻ってみると、車がたくさん停まっていて、家族連れが私が戻ってきた道を歩いて行きました。
皆さんもちょっと遅かったようですね。
渡り鳥は撮り逃しましたが、化女沼には有名な写真スポットがあります。
遊園地の廃墟「化女沼レジャーランド」はたくさんのテレビや写真集で紹介されている廃墟美が有名なスポットです。最近では新垣結衣さん出演のCMにも使われていましたね。
日中には何度か通りかかって撮影したことはありましたが、朝の化女沼レジャーランドは初めてです。
所有者がいますので、敷地内には無断侵入禁止です。でも道路からでも遊園地のシンボル的な観覧車の姿は拝むことができますよ。
昇ってきた朝日をバックに見る観覧車もなかなか素敵でしたね。
レジャーランド近くの沼に降りる階段のところに車が停まっているので行ってみると、湖畔でカメラマンが水鳥の撮影していました。
なんとこちらにはまだ水鳥がたくさんいました!
私も望遠レンズを装着しなおして、飛び立つ水鳥を撮影するためにカメラを構えて待ちました。
何分待ったでしょうか、まずはガンやカモたちが何度かに分けて集団で飛び立ちました。すごい数です。羽音と鳴き声が響きます。
遅れて大きな白鳥が飛び立ちます。大きな白い体に朝日を浴びながら飛んで行きました。
夕方になればまたここに戻ってくるのでしょうが、やはり一斉に飛び立つ朝の景色を見ると、早起きした甲斐があるってものです。
最後に化女沼を一周しました。そんなに大きな沼ではないので、車だと数分で周れます。
資料館にもなっているダム管理事務所は朝なのでやはりまだ開いてませんでした。
水鳥を見た後の朝食には近くにある東北自動車道の長者原サービスエリア上り線・下り線がおススメです。
上り・下りともウォークインゲートがあり、一般道から歩いて入ることができます。
どちらにも宮城県らしく牛タン料理もあり、上り・下りではメニューも違うので両方見てみるのも良いかもですよ。
十和田市の「十和田市現代美術館」、アートな街・十和田市を訪れたならこの美術館は外せないスポットでしょう。
と言っても、何度か十和田を訪れている私はここに行ったことがなく、旅行誌などを見ては憧れていた場所でした。
昨年(2020年)秋にgo toを利用してこの近くにホテルを予約して行ってきました。
美術館の無料駐車場は10台分しかありません。周りにいくつか1回200円の駐車場がありますが、西二番町駐車場は美術館の観覧で無料サービス券がもらえるので、こちらを利用するのをおすすめします。
観覧料は大人 1200円(企画展のない時期は520円)、高校生以下は無料となってます。
観覧料を払わなくても見れる野外の展示や道路を挟んだ先のアート広場もありますので、館内に入らなくてもけっこう楽しめると思いますよ。
よく旅行誌でも紹介されている「フラワーホース」も野外にありますし。
館内・外どれも大きなアート作品なので、芸術にそんなに詳しくない私でもけっこう楽しめる展示となってました。
館内の「スタンディングウーマン」、これも有名な展示ですね。巨人のおばちゃんのリアルな像が何もない部屋に立っているので、側に誰かを立たせて撮影するのをおすすめします。
妻に立ってもらいましたが、この日の服装がスタンディングウーマンと若干被ってて笑えました。
館内もフラッシュや三脚の使用がなければ写真撮影が自由なのは嬉しいですね。
一人で訪れてる方で自撮り棒で撮影してる人がおりましたが、マナー違反ですので気を付けましょう。
常設展示を一巡して、企画展へと向かいました。
この時の企画展は暗い部屋に入っての光と音のアートでしたが・・・私達には難しすぎました。
最後にアート広場へ。
草間彌生さんのアートや大きなゴーストが立つ公園となってます。
天気が良かったこの日は近くの園児でしょうか、楽しそうに走り回っていました。
十和田市はここの他にもアート作品が点在しています。街を歩きながら探してみるのも楽しそうですね。
ランチは十和田市のB級グルメ「十和田バラ焼き」をおすすめします。
牛肉と大量のタマネギを甘辛いタレで味をつけ、鉄板で焼いて食べるグルメです。とっても美味しかったですよ。
十和田市でアートとグルメをまとめて楽しんじゃいましょう。