GAYOSHIさん(60代前半・男性・愛知県)
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GAYOSHIさんのいち押し観光スポット
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岡崎疎水とは、琵琶湖の水を京都へおくるため、明治期に作られたのが琵琶湖疏水ですが、その中でも平安神宮や京都市美術館、京都市動物園などがある岡崎近辺の疏水が岡崎疏水と呼ばれています。
また岡崎エリアは京都市の都市部と東山山麓の間に位置しており、平安神宮や永観堂・南禅寺といった有名な神社仏閣をはじめ、京都国立近代美術館や京都市京セラ美術館、京都市動物園などの文化施設、琵琶湖疎水沿いの桜や紅葉など四季折々の風景などを楽しむことができる京都らしいエリアで、季節を問わず多くの観光客でにぎわいます。
また、近年は若者をターゲットとした新しい飲食店や施設も増えて、地元の方も多く訪れる目が離せないエリアになっています。
そしてまた、岡崎疏水は京都を代表する桜の名所でもあります。
岡崎疏水の桜の見ごろは例年4月上旬頃ですが、今年は当初暖かい冬ということで開花が早まると予想されたのですが、結局3月中旬から下旬にかけてのくずついた天気と寒冷のため、結局最近では少し遅い4月上旬満開となりました。
岡崎疏水は疏水両岸にソメイヨシノなど約400本の桜の木が植えられ、桜と疏水・疏水を運航する十石舟めぐりの船などの光景が、他では見られない特徴です。
この十石舟めぐりは例年春に行われています。
十石舟めぐりでは琵琶湖疏水の一部である岡崎疏水の内、南禅寺舟溜り乗船場から夷川ダムまでの片道約1.5キロ、往復約3キロを約25分で運航します。
なお、岡崎疏水では散策しながらお花見を楽しむのがお勧め。
隣接する蹴上インクラインまで足を伸ばすのが一般的ですが、更に哲学の道まで足を伸ばすのもいいかもしれません。
ただこのコースは他の観光施設も多く、例年多くの人で賑わいます。
私のおすすめのコースは、平安神宮をさらに西へ歩き、そのまま鴨川まで合流するコースです。
このあたりでは観光客の姿はあまり見られず、地元の方の憩いの散策路になっています。
また残念ながら私は見たことが無いのですが、例年 3月下旬~4月上旬岡崎桜回廊として疏水沿いが日没後にライトアップされその魅力が増幅するそうです。
岡崎疏水 京都市左京区岡崎付近
交通 地下鉄「東山駅」または「蹴上駅」
市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」
京阪バス「蹴上」 など
京都の桜の新名所とも言える「蹴上インクライン」。
地下鉄「蹴上駅」から徒歩5分、またはJR「京都駅」から5系統の市バス「岡崎法勝寺町」から徒歩5分というアクセスもよい場所にあります。
蹴上インクラインの桜並木の見頃は、例年4月上旬と言われていますが、今年は当初暖かい冬ということで開花が早まると予想されたのですが、結局3月中旬から下旬にかけてのくずついた天気と寒冷のため、結局最近では少し遅い4月上旬満開となりました。
ここでは、ソメイヨシノやヤマザクラが約90本ほど美しく咲き誇ります。
桜並木として、本数が多い訳ではありませんが、ここでの絶景スポットのポイントは、「使用されなくなった線路」とこれらを取り囲むように、桜が植えられているアンバランスな風景。
そして世界最長とも言われている全長582mの傾斜鉄道跡は、高低差が「36m」にもなり、壮大な美しい景色を作り出す要因の一つです。
線路沿いに下っていくと、琵琶湖疏水記念館があり、疏水の歴史を学ぶ事ができます。
「蹴上インクライン」とは
蹴上舟溜から南禅寺舟溜までの斜面に舟を往復させるために敷設された傾斜鉄道のこと。
明治23年1月に完成し、翌12月から運転開始。、昭和23年11月まで実際に使われていました。
この時代では、人馬に頼っていたため水力発電を利用した舟を運ぶ鉄道は、それからの京都の発展に大きく貢献した存在とも言えます。
この当時は、京都〜大津間の輸送で舟運が可能になる事で、多くの人々の生活を豊かにしたと言えます。
インクラインは廃線となりましたが、土木遺産としての価値が認められたことにより、昭和58年には「京都市の文化財」に指定され、今も尚その当時の姿を見ることが出来ているのです。
場所
京都府京都市左京区粟田口山下町~南禅寺草川町
交通アクセス
公共交通機関 京都地下鉄東西線蹴上駅から徒歩約3分
頂法寺(ちょうほうじ)は、京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町にある天台宗系単立の寺院。
山号は紫雲山。本尊は如意輪観音。寺号は頂法寺ですが、本堂が平面六角形であることから一般には六角堂の通称で知られています。
華道、池坊の発祥の地としても知られています。
また西国三十三所第18番札所。洛陽三十三所観音霊場第1番札所。
京都の街中、烏丸通り沿い、地下鉄試乗烏丸駅と烏丸御池駅の中間地点に建つ寺で、ビルの谷間にあるということからか、境内は京都のお寺としては狭い方です。
山門を入ってすぐ正面に本堂、右手に「へそ石」、親鸞堂、納経所、本堂裏には聖徳太子沐浴の伝説にちなむ池や太子堂があります。
鐘楼は山門から公道を隔てて向かい側の飛地境内にあり、また境内北側には、華道家元「池坊」の本部ビル・池坊会館があります。
今回の京都訪問、六角堂は目的の場所ではなく、本当は別の京都の場所の桜を見に来たのですが、今年の桜前線は例年になく遅れ、私が訪問した3月下旬は、桜の名所もほとんどが蕾から3分咲きという状態。
そんな時、訪問の前日YouTubeで、ここ六角堂は早咲きの枝垂れ桜が今の時期満開ということを知って、急遽ここ六角堂を訪問したというわけ。
当日は昼過ぎという観光客のピークということもあったのか、または皆さん、ほとんど桜が開花していない京都に来たものの私のようにSNSなどで情報を収集してここにたどり着いたのか、本当に多くの人で賑わっていました。
雑踏の中での桜の鑑賞となりましたが、ここ六角堂は、本当にビルに囲まれた一角にあり、特徴的な屋根を眺めるなら「六角堂」の西隣にある10階建てのビル「WEST18」から。
1階から3階までは吹き抜けになっており、ガラス越しに境内を眺めることができます。
しかもそのビルのエレベーターホールには、ちゃんと「六角堂を見るならこのエレベーターで上まで上がってください」という案内ポップがあります。実際このエレベーターの壁はガラスで、上に上がるとき六角堂を眺めることが出来ます。
このビルが六角堂または池坊と関係があるかどうかは知りませんが、ある意味京都らしいな、という感じを受けました。
住所 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
アクセス 地下鉄「烏丸御池」下車徒歩3分
阪急京都線「烏丸」下車徒歩5分
拝観時間 6:00-17:00 納経:8:30-17:00
拝観料 無料 境内自由
本法寺(ほんぽうじ)は、京都市上京区本法寺前町にある日蓮宗の本山(由緒寺院)の寺院。
山号は叡昌山。本尊は三宝尊。塔頭が3院あります。
日蓮宗の本山のひとつ。本阿弥光悦の菩提寺であり、長谷川等伯の縁のお寺。
見どころは書院前にある光悦作の国指定名勝「巴の庭」。桃山時代風の豪放な庭園で、枯瀧石形が据え置かれ滝水の動きを石で表現している。また等伯筆の大涅槃図(通常は実物大の複製を展示)があります。
境内諸堂客殿のほか15棟が府の指定有形文化財。
春は桜の名所。春の特別公開(毎年3月~4月)には等伯筆大涅槃図(重文)を展示されます。
私が訪問したのは3月下旬。
もちろん最大の目的は、ここの桜を見るため。
でも残念ながら、今年の桜前線は遅れに遅れて、京都も全国と同じく3月下旬はほとんどの場所で良くて3分咲き、ここ本法寺にいたってはまだ蕾という状態でした。
でももう一つの目的は、この本法寺が所在する周辺の京都らしい町家がくりだす閑静な町並みを見るため。
こちらの方は、当日の天気も良く、ボカボカ陽気の中、地下鉄今出川駅より散策がてら堪能することが出来ました。
特に、表千家・裏千家の家元に向かい合う古くからの京都らしい閑静な建物と路地は、場所柄観光客が少ないこともあり、本当に静かな、京都らしさを感じたひと時でした。
場所 京都府京都市上京区小川通寺之内上ル本法寺前町617
交通 京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅下車 西へ徒歩約15分
バスの場合 京都市営バス「天神公園前」(9・12・67号系統)下車 東へ徒歩2分
京都市営バス「堀川寺ノ内」(9・12・67号系統)下車 徒歩約3分
拝観 ※境内自由・無料
※宝物館・庭園 ├大人 500円
※春季特別寺宝展長谷川等伯(大涅槃図・他、寺宝展あり)3/14~4/15 大人 1,000円
京都御苑は京都府京都市上京区にある環境省所管の国民公園。
京都御所の周囲の緑地で旧公家町の一帯を指します。
京都市の中心部に位置し、東西南北を寺町通・烏丸通・丸太町通・今出川通に区切られた区域。
東西約700m、南北約1300mの範囲で、総面積は92ヘクタール。
その内、環境省が管理する国民公園である京都御苑は65ヘクタールです。
私が京都御苑を訪れるのは今回で2回目ですが、先回は京都御苑南の、堺町御門から下立売御門付近までの狭い範囲を見学しただけでした。
実は今回も京都に来た目的は、京都御苑ではなく、別の場所でした。
けれども今年の桜前線は例年になく遅れ、私が訪問した3月下旬は、京都の桜の名所はほとんどが蕾から3分咲きという状態。
そんな時、訪問の前日に見たYouTubeで、ここ京都御苑の早咲きの枝垂れ桜が満開と知り、急遽訪問したというわけ。
京都御苑のホームページには「京都御苑 桜見どころMAP」というPDFファイルが用意されており、広い京都御苑の何処にどの位の時期に見頃になるかがわかるようになっています。
なんと親切なことでしょう。
そして今回その資料を元に訪れたのが、京都御苑北西、今出川御門近くの「近衞邸跡・枝垂桜」と北東付近石
石薬師御門近くの「江戸彼岸系桜」。
「江戸彼岸系桜」は本数こそそれほど多くはないのですが、素人目には見た目がソメイヨシノに似ており、色合いも見慣れた本当に薄いピンクといった感じ。
「近衞邸跡・枝垂桜」は思っていた以上の広範囲に何本も立ち並び、これぞ枝垂れ桜という見事なボリューム感でした。
特に「近衞邸跡・枝垂桜」は地元でも早咲きの桜として有名らしく、この桜を見て春の訪れを感じるという方が多く、こちらのエリアは多くの方で賑わっていました。
今回京都の桜を見学して改めて思い知らされたのは、京都の奥深さです。
京都の桜はよく「醍醐に始まり御室で終わる」といわれますが、いろいろな場所で、多種多様な桜が時期をずらして見頃を迎えます。
春の息吹を感じると京都のどこかで桜が見頃になり、その桜は4月中旬まで、京都のどこかで楽しむことが出来るのです。
住所 京都市上京区京都御苑3
開苑時間 苑内自由
入苑料 苑内無料
アクセス 地下鉄烏丸線「丸太町駅」・「今出川駅」下車すぐ