正龍寺

名前が三段階変身
青龍寺⇒昌龍寺⇒正龍寺
花園城下の湖に青龍が棲み着いたとする逸話が名前の由来。


■概要

・墓が埼玉県指定史跡

鉢形城の城主だった北条氏邦夫妻の墓がある。
この北条氏邦という人間は兄弟の中でもほぼ最下位の扱いを受けていたにもかかわらず、非常に優秀な能力の持ち主であったそうだ。

北条家の御隠居様（一族最高権力者のじっじ）が高く評価し、序列を大きく上げた。
北条氏時代の最後の鉢形城城主になった。


■感想

鉢形城の城主夫妻の墓所を拝みに来たがあまりに広すぎて場所が分からない。
とても広い。
どれか分からないので次来たときに参ろうと思う。

鉢形城を降伏したときの話し合いはこの正龍寺で合意が交わされたそうだ。
氏邦は戦後にこの正龍寺で剃髪もしたという。
なにかと地域の歴史に登場する由緒正しき寺である。

・天然記念物
この本殿の裏に埼玉県指定史跡及天然記念物のモミジがある。
玉垂の楓、という。

東西に一本ずつ、合計二本。
初代は樹齢３００年、今は継いだ二代目で樹齢９０年と６０年。

季節になるとまんまるの枝にびっしり赤いモミジが彩られるそうだ。

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