練馬区立中里郷土の森

子供が虫や小動物と触れ合うのは大事なことだ。力加減を学ぶことで人間に対しても乱暴にならなくなる。

■概要
練馬区の自然や生き物を体験する「自然体験施設」。
年間70回近いプログラムを実施し、解説員が常駐している。
虫取りが可能だが園内でのキャッチ＆リリースが原則。



■感想

すごくいいところだった。
虫の一生は短い。
生まれ、育ち、死ぬ。
大体1年未満で生涯を終える。
虫の一生を通して生物の基礎的なことが学べる。

「生態系って子供には難しいべ？」
と思っていたら、ちょうど解説員スタッフが小学生の子供らと園内散歩してるところだった。

「これなに」
「これは交尾してるところ」
ぶはっと噴き出しそうになった。

こ、こ、こ、交尾だって？
どこの小学生の親だってすらすら説明するのは難しいだろう。
とても説明しにくい。

しかし解説員は躊躇うことなく淡々と説明していく。
プロの仕事だった。
全然、恥ずかしがったり照れたりする様子がない。
堂々としている。

おお…なんと頼もしい！！
物を教える先生の姿がそこにあった。

聞いてる小学生も淡々としてる。
知識としてきちんと取り入れてる様子だった。

生物の共通点である生殖についても日常会話で教えてくれる施設なんて初めて訪れた。

「自然体験施設」は伊達じゃない。
解説員が疑問に答えていく一問一答式。
これは子供たちの知識欲が満たされることだろう。

生物について、特に虫については、都内でも有数の環境とスタッフの質ではなかろうか。
専門員から小さな野で虫と生物が学べるプロフェッショナルな場所だ。

無料でこれらが利用できる練馬区強い。

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