覚王山日泰寺

覚王山日泰寺は、愛知県名古屋市千種区法王町にある超宗派の寺院で、タイ王国から寄贈された 真舎利（釈迦の遺骨）を安置するために、創建されたそうです。
「覚王」とは、釈迦の別名。また「日泰」とは、日本とタイ王国を表しているそうです。

覚王山日泰寺は、どの宗派にも属していない日本で唯一の超宗派の寺院であり、各宗派の管長が、三年交代で住職を務めているというちょっと変わった寺院です。

この日泰寺は名古屋市民の間ではけっこう有名な寺院ですが、それは宗派やタイ王国とゆかりがあるといった由来ではなく、毎月21日に縁日が行なわれるから。
境内と約600メートルの参道に日用雑貨、生鮮食品、外食の屋台が100店ほど出店し、毎回多くの人で賑わいます。

また参道に広がる覚王山商店街も、エスニック系のショップやハンドメイドのセレクトショップなど、若い人たちに支持される新しい商店街として認知されていることもあり、その関係で覚王山そのものが名古屋でも集客力のある町として認知されています。

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