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ガイドブックで見つけた京菓子資料館、行ってみると和菓子の老舗 俵屋吉富の建物の2階にありました。建物は大通り沿いですが、入り口へ至る石畳の道を数メートル歩いて行くうちに喧騒は後ろへ遠のいていきました。品のある女性の方ににこやかに迎えられ、エレベーターで二階へ。
格調のあるフロアには糖芸菓子という、砂糖やお米の粉などで作った精巧でゴージャスな飾り物がずらり。漆塗りのお盆の上に大輪の牡丹や松、大きな花瓶に生けられた花々など、『これがお菓子⁉︎』と思わず見入ってしまいました。味を想像したくなるのですが、あくまで観賞用とのことで、残念ながら食用にはならないとのこと。他にも練り切りのような季節の生菓子が、いろんな色の生地を取り合わせて出来上がっていく手順が紹介されていたり。自分でもやってみたくなりました♪
思わずカメラに収めたくなりましたが、展示フロアの撮影は不可です〜。
帰り道に案内されたのは、入ってきた入り口ではなく別の順路。水琴窟のある小さな中庭とちょっとすてきなお茶室の横を抜けると、和菓子の並んだ店内に通じていました(^_^;) 内心うまくできてるルートだなと思いつつ、資料館が無料なだけに、何か買っていこうか…という気分に。
俵屋吉富といえば、有名なのが雲龍♪ 京都駅の百貨店やお土産ショップでも手に入りますが、同じことなら本店で買うと老舗の雰囲気も味わえるなと思いました。
《料金》無料
資料館のHPの『お知らせ』のページを印刷していくと、700円のお茶席が600円になります。
《アクセス》
京都市営地下鉄 今出川 下車 徒歩5分
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。