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子連れで冬のハウステンボスとオフィシャルホテル滞在レポート:変なホテル編


ハウステンボス二日目

ハウステンボス、二日目です! 1日目は夜のハウステンボスを見て回りましたが、今回は明るい日差しの中でのハウステンボスを存分に楽しみたいと思います。昼間のハウステンボスではアクティブなアトラクションで少し体を動かし、夕方にはホテルにチェックインしてハウステンボス温泉を楽しむ予定です。



午前中はアトラクション満喫!

アドベンチャーパーク

昨日と同じVRワールド に行った後、アドベンチャーパークというエリアに向かいました。このエリアは比較的ファミリー向けで、アスレチックやレールコースターなど、屋外で体を使った遊びができます。お天気の良かったこの日は、アドベンチャーパークで楽しむのに最適でした。

まずは巨大な恐竜の絵が目を引いた、「 恐竜の森 」。毎回ランダムに課されるミッションをコンプリートする必要があります。場内は撮影不可で、写真がなくてごめんなさい! 成功率1%と看板に書いてありましたが、我が家は見事に大多数の方でした。再挑戦してもできる気がしなかったので、お隣のアスレチックに移ります。


アスレチック天空の城

「恐竜の森」のすぐ隣にあるアスレチック「 天空の城 」です。下の段は誰でも並べば遊べて、上の段は下の段をクリアした人だけが予約できるのだそうです。こちらの写真、身長160㎝台の筆者が真っすぐに立って撮影しています。何となく、下の段ぐらいなら余裕そうに見えますね…


安全対策はしっかりしています

下の段でも、安全対策はしっかりと。脚からも肩・腕もしっかり通した安全装置が頼もしい。

意外に大人が多いように見えますが、この受付所からは、もう一つの「 シューティングスター 」というアトラクションにも乗れるのです。丘の上から真っすぐに張られたロープを滑降するもので、午後に乗ってみた時には、気分爽快でした!


足場がゆらゆら揺れるロープ

この辺りまでは平和でした。いったん上に到着すると、地面が遠くて怖いこと、怖いこと!

しかも足場がゆらゆら揺れるロープだけだと、心許ないものなのですね。運動神経アップには繋がらないとは思うのですが、ダウンジャケットを脱いで来るのだったと悔やまれて仕方がありませんでした。

ちなみに、一つのポイントには二人までしか居てはいけないルールでしたので、子ども達とキャーキャー言うことも出来ず、一人で歯を食いしばって頑張りました。幼稚園ぐらいに見えるお子さんも脱落せずに楽しんでいたところを見るに、私が不安でたまらなかったのは、多分に運動不足のせいかと思います。


天空レールコースター~疾風~
画像: ハウステンボスホームページ より

こちらが我が家で一番人気となった「 天空レールコースター~疾風~ 」です。アスレチックを出て、通りの向かいにありました。長い階段を上って、11メートルの高さから約250メートルのコースをグルグルと回ります。(階段の手前でポケットの中を空にしなければならず、写真はハウステンボス公式ページのものを紹介させていただいております。)

小型のジェットコースターのようなルートですが、一人でブランコのような状態で滑っていくので、とても爽快! 森の中を駆け抜ける感じも良いですし、片側は海に面していて、開けた展望も気持ちが良いのです。グラグラと揺れるので、途中で柱にぶつかりそうなのが一番のスリルでした。

ハウステンボス全体が空いていたのを幸いと、合計3回も乗ってしまったところで、お昼に向かいます。


ハウステンボス場外で休憩

無料の休憩所Henn na cafe

出国ゲートで再入場スタンプを押し、一旦ハウステンボスから出ました。出国ゲート横のクロネコヤマトのサービスセンターで、スーツケースの配送を頼むためです。ウォーターマークホテルから変なホテルに直接は運んでくれないようでした。手続きは、書類を書くことすらなくあっさりと終わり、ハウステンボス駅の方に向かっていくと、無料の休憩所が!

変なカフェ 」は変なホテルの系列なのでしょう、無人でドリンクを作ってくれるロボットが置いてありました。この辺りは駐車場と長距離バス、ホテル行きの乗り場近くでもあり、待ち合わせにしても便利そうです。


ウステンボス駅側に向かう道筋は商店街のような作り

変なカフェを抜け、ハウステンボス駅側に向かう道筋は、商店街のような作りになっています。昨日も通ったので、パーク内よりは空いていそうだと思い、お昼はこちらに。

旅行も3日目になると、栄養の偏りが気になります。野菜がたっぷりとれると言えば、ちゃんぽん!というわけで、リンガーハットに入りました。メニューは東京と全く同じですけどね。安定の美味しさでそれもまた良し、です。


再びハウステンボスへ

ドラゴン・ワールド・ツアー

昼食後はまたハウステンボスに入場し、気の赴くままにフラフラしていました。こちらはメリーゴーラウンドなのに、「 ドラゴン・ワールド・ツアー 」というメルヘンチックでない名前がついています。

希望者はVRゴーグルが着けられて、それがドラゴンが出てくるツアーなのですね。馬の揺れがツアーの乗り物のようで、面白い体験でした。グループ内でメルヘン派とVR派に分かれていても同時に楽しめ、実は非常によくできたアトラクションだと感心しました!


巨大な木靴

ドラゴン・ワールド・ツアーの前には、巨大な木靴が(笑) ちょっと唐突な感じもしますが、オランダ土産の定番ですから、ハウステンボスらしいですね。

靴の中は空洞になっていて、人が入ることも出来ます。小人さん気分でしょうか? 子どもなら寝そべることができるぐらいの広さでしたよ。


4人乗り自転車
画像:ハウステンボスホームページより

アトラクションは希望のものはほとんど乗り終え、次男が乗りたがっていた4人乗り自転車に。だんだんと移動で歩くのに疲れてきたところでしたので、全員賛成でした。右側の運転席と運転席の間にはベビーキープも一台ついていて、家族連れには助かる仕様ですね。

1日貸し切りにする方も多いようで、午後からだとあまり台数に空きがありませんでした。乗らないとお子様に恨まれそうな場合は、朝の内に借りに行くことをお勧めします。

自転車でハウステンボスを回ると言っても、自転車進入禁止の場所は結構ありました。また、4人乗り自転車は小回りが利かないので、混雑時には乗りづらいかもしれません。その反面、重量があるせいか、坂道を下る時にジェットコースターのような気分になれて、ちょっと楽しかったですよ。場内が空いているときなら、お試しを。


カナルクルーザー

自転車を返して歩き始めたら、ちょうど カナルクルーザー の出発しそうなところに通りがかりまして、乗ってみることに。クラシカルな船で、アムステルダムで乗った観光ボートよりずっとヨーロッパ風なところが面白い(笑)

船の窓から見えている住宅のような建物は、ハウステンボス隣接の別荘だそうです。船着き場のあるお宅も多いとのことで、日本とは思えませんね! 3割ぐらいは定住している方もいらっしゃるそうですよ。


ドムトールン

高さ105メートルのタワー、ドムトールン の下に到着しました。歩いたら15分は掛かりそうな距離です。次の目的地からは、だいぶ遠くに来てしまいました。タワーも気になりますが、まずは子どもがお友達にお勧めされたという、トリックアート美術館「スーパートリックアート」を目指します。


スーパートリックアート

スーパートリックアート はコンパクトなアトラクションながら、楽しい絵がたくさん。写真の撮り方の指示もついているので、トリックアート初心者でもそれらしい写真が取れました。


アンブレラストリート

空いている平日だったおかげで、行きたいところには行けたので満足し、またしてもお散歩に。途中で通りかかったのは、昨日キラキラと輝いていたアンブレラストリート。あれだけ美しく光っていた理由のは、傘自体が特殊な素材だったようです。納得したような、がっかりしたような、です。


カステラの城でお土産のチョコレートを購入

カステラの城

自転車に乗っていた時に気になった、アトラクションタウン内「カステラの城」に立ち寄ります。種々のカステラの他、ハウステンボスオリジナルカステラもありましたので、お土産を買うにもピッタリです。


自分用に購入したチョコレート

他にチョコレートハウスもあり、そちらのチョコレートも美味でしたので、自分用に購入しました。こちらは両方とも簡易包装のものです。お土産用には、綺麗な箱入りの商品もたくさん並んでいましたよ。長崎はチョコレート伝来の地だそうですから、お土産にもお勧めです。

他にも、ハウステンボス内には、魅力的なお土産屋さんが幾つもあります。オランダ土産も九州土産も、色々なお店がありますので、お買い物好きな方にはきっと楽しいと思いますよ。私はまたの機会があれば、あちこちのお店に入ってみようと思っています。


変なホテル ハウステンボスへGO!

変なホテル ハウステンボスへ

まだ明るい内ではありますが、ここで2泊目の宿、変なホテル ハウステンボス に移動します。せっかくホテルが取ってあるなら、休憩も伸び伸びしたいですからね。そして、今晩はハウステンボス温泉にも行ってみる計画ですので、アトラクションは早めに切り上げる計画だったのです。

変なホテル はロボットやコンピューターが活躍する無人ホテルチェーンで、舞浜をはじめ、全国各地で人気を博しています。我が家も子供のたってのリクエストで、わざわざ宿泊場所を変えてまで予約を取りました。

お目当ての恐竜スタッフによるチェックインに、子供たちは大興奮です。念のため申し添えておくと、ホテルはもちろん有人です。フロントデスク横のコーナーでスタッフさんを呼び出すことができます。我が家はスーツケースの受け取りで、さっそく人間スタッフさんのお世話になりました。


館内は基本的に無人

館内は基本的に無人での案内になりますので、コンビニもシンプルな陳列です。クレジットカード決済のみのセルフレジになります。さりげなく、変なホテルグッズも売っているのが見えますね。

この他、スーツケースの預かりロボットやポーターロボットなども活躍しています。スーツケース預かりの場所はガラス貼りになっていて、ロボットの動きを見ることができます。工場見学みたい!

飲食物はコンビニの他にもう一か所、キッチンコーナーでも購入できます。そちらも自販機での営業です。キッチンコーナーにはカラオケボックスも設置されていて、無人でも案外いろいろなことができる印象です。

さて、そろそろパブリックスペースを抜けて、客室に向かいましょう。


敷地内で走り回って楽しめそう

ホテル棟は低層で、幾つもの棟から成る構成。広々とした空間が使われていて、リゾートホテルそのものです。小さなお子様なら、ホテルの敷地内で走り回って楽しめそう。

こちらの写真の左手奥には、ハウステンボスへの入り口もあるんですよ。アスレチックなどのあるアドベンチャーパークに繋がっていますので、変なホテルはオフィシャルホテルの中でも実は一番、家族連れ向けではないかと思いました。


和洋室のお部屋

室内はそれほど広くはありませんが、段差があるおかげか一部屋分追加されたような錯覚が(笑) 単純なものです。ソファなどがなくても、段差部分に腰掛けられますし、よく考えられていますよね!

ちなみにこの部屋は和洋室で、数は少ない方のお部屋だと思います。変なホテル全体では、ベッドの洋室の方が多そうです。


和洋室の作りに合ったロボットの絵画

和洋室の作りに合ったロボットの絵画など、小技が利いていて楽しい室内です。頼まなくても加湿器が用意されているのが嬉しいですね。冷蔵庫やミニバーもちゃんと揃っていましたよ。

我が家は夕飯前にハウステンボスから引き揚げてしまったので、出国ゲートを出てすぐのところにあったローソンで夕飯を買い込みました。変なホテル内のレストランは朝・昼のみの営業ですので、仕方ありません。時節柄、疲れて熱を出したりするわけにはいきませんし!


ハウステンボス温泉

ハウステンボス温泉

すっかり部屋で落ち着きかけてしまいましたが、 ハウステンボス温泉 を忘れてはいけません。バスの時間に合わせて、皆に発破を掛けました。夜の7時以降は、オフィシャルホテルーハウステンボス温泉間の送迎バスが出るのです。

ハウステンボス温泉はハウステンボス敷地内の天然温泉。敷地内とは言え、入場券は不要のエリアです。もっとも、オフィシャルホテル宿泊者は一泊ごとに温泉の利用券が一枚もらえますから、宿泊時に遊びに行くのがお得ではあります。

大浴場には露天風呂もあり、お風呂以外では休憩所も充実していて、いわゆるスーパー銭湯のような温泉施設という印象でした。貸し切りできる黄金風呂や水素風呂、家族風呂があるところは行楽地らしさを感じますね。

7時台に到着した時には空いていましたが、9時前から列ができるほどの混雑になりました。ハウステンボスをギリギリまで楽しんだ後に温泉に来ると、そんな時間でしょう。(蔓延防止重点措置の期間中は、9時までの営業)温泉を楽しみたいのなら、時間配分もよく考えなければならないようです。


ロボット楽団の演奏

定刻通りにやって来たバスに乗り、変なホテルに帰ると、ちょうどロボット楽団の演奏が始まりました。チェックイン時に見かけて気になっていたので、ラッキーでした! 曲目は、ベートーベンの第9交響曲でした。


変なホテル、チェックアウト

朝食

一夜明けて、帰京日となりました。起きたら身支度を整え、客室からレストラン棟に移動して、朝食を頂きます。外を通るので、旅館のように浴衣で気軽にとは行かないのがちょっと残念!

館内のレストランAURA は長崎の地産地消を謳った充実したブッフェでした。野菜もつやつや! 和食メニューの種類が多い印象です。また、ブッフェの利用にはビニール手袋の着用が必須です。子供には少し難しかったかもしれません。


やけにリアルなお姉さんロボット

チェックアウトは恐竜さんではなく、やけにリアルなお姉さんロボットにお願いしました。恐竜さんのように手を振り上げたりはしない、上品なお姉さんでした(笑)

部屋には有料のものなどはありませんので、チェックアウトは本当に簡単です。ビジネスホテルのチェックアウトのようなシンプルさです。

変なホテルは何でも機械化して無機質な印象を受けますが、宿泊して得た印象は真逆でした。もちろん、ホテルのサービスとしてはほんの数回、荷物の受け渡しと朝食時ぐらいしか人間スタッフさんとの接点はありません。しかし質問には真摯に丁寧に答えて下さり、思いやって下さっているのがよく分かる対応でした。良い意味で、普通のホテルです!


長崎空港へのバス停

さて、チェックアウトが済んだらホテルからハウステンボス行きのバスに乗り、長崎空港へのバスを待ちます。バスは佐世保市内から出る、路線バス。予約制ではないので、乗れない場合があるのか、遅れることがあるのかなど、旅行者には心配が尽きません。

そこで変なホテルの方に相談したところ、乗れなかったり到着が遅れたような話は聞かないとのことでした。それでも念のため離陸時間1時間前の便よりは一本前のものに自分なら乗ります、とおっしゃるので、ありがたくアドバイスに従いました。教えて頂いた通り、定員数は問題なし。空港にも定刻通りに到着したのでした。

初めてのハウステンボスは、意外に普通のテーマパークだったな、というのが正直な感想です。ですが、それは子供向けのアトラクションをメインに回ったからかもしれませんね。

長崎に行くと話した時、子育て世代にも子育て終了世代にもハウステンボスは楽しいよ!と言われたことを思うと、今回は見つけられなかった魅力がたくさんあるに違いありません。長崎市内も回り切れていませんし、是非とも次回に期待したいと思います。


観光情報

まん延防止等重点措置等の適用により、営業の有無や営業時間に変更が出ている場合があります。ハウステンボス公式ページより最新情報をご確認のうえ、お出かけください。

ハウステンボス
住所:〒859-3292 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
営業時間:全日9:00~21:00(最終入場20:00)
※施設により営業時間が異なります。正確な営業時間は、公式ページでお確かめください

変なホテル
住所:〒859-3243 長崎県佐世保市ハウステンボス町6-5
公式サイト:https://www.h-n-h.jp/


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