将門塚

日本三大怨霊の一人、平将門の首を祀ってる塚。昔は古墳だったといわれている。墓の上に墓を作ったのか。


■概要

靖国神社の旅の思い出を書こうと思ったら、たびかんさんの関連候補に築土神社というのが出てきた。
つくし、だと思ったら、つくど。
平将門の首を祀った神社だとか。
帰ってきてから気づいたので行かなかった。
別日に将門塚（ここも首を祀ってるらしい）が近くにあることをgooglemapみてて気づいた。
行ってみることにした。
呪詛とか呪いとか怨念とかすごいらしい。


■感想

平将門、誰。
知らない人だ。

興味なくてスルーしてもよかったが検証の意味を込めて行ってみることにした。
本当に呪いの強い場所なのだろうか。


●将門塚

何も感じない。
靖国神社の方がぜんぜん強い。
もう空っぽじゃないのか？
と思った。

場んでっとさんは寺社仏閣に行くと体調悪くなる。
ヤンキー先輩の「可愛がり」と称する頭グリグリ痛いスキンシップのようなもので、我慢できないことはないが不快。
その不快さもご褒美に梅や桜を拝めるのでスルー出来る程度のものだ。

首塚というから、とんでもない不快さを覚悟したが、食堂の給水機の行列のように無味無臭で爽快だった。

本当にここが呪詛の発信源なんだろうか。
落ち着いて静か、あらぶった様子はない。


●検証

場んでっとさんは故郷に帰りたいのだ。
しかし故郷に仕事はない。
一時的に帰りたいが面倒くさい問題が山積みで帰りたくもない複雑さがある。

将門塚にはカエルの石像がある。
ビジネスマンに人気なのは、地方からの出身者が帰れるようになるというダジャレ的ないわれがあるからだ。
10分に一人の間隔で人がやってくる。
とても人気。

将門塚に帰りたいとは言わないが、東京の自宅にいると何の気なしに「かえりてーなー」とつぶやいてることがある。
不便だが愛しい故郷。
将門塚に来たのはきっかけが欲しいだけなのかもしれない。

挨拶をして検証の半分は終了。
ほぼ親族の死イベントになるだろうが、いつかは故郷に帰るだろう。
参ってよかったのだろうか。
参らなければよかったと思うのだろうか。

人間って複雑ぅ！と思いながら次の観光スポットに移動した。
将門塚よ、帰りたい人を導いておくれ。

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