北とぴあ

展望階からは地平線が拝める。
夜景はまだ挑戦したことがない。
22時まで営業している。

■概要

都が最大10％のポイント還元キャンペーンを開始した。
期間は短くて3月いっぱい。
残2週間弱なので走り回るように食べている。
ついでに観光もしている。
北とぴあQUAD17も10％還元キャンペーン店である。

■感想

偶然にも展望台めぐりが続く。
天気がいいので富士山でも、と思ったがQUAD17でしか拝めない。
富士山は特等席でしか拝めないのだ。
赤羽で1000円焼肉した私ではQUAD17をはしごするのは難しい。

展望台をぐるり一周すると、ある区画だけ異様に人が群れている
大型一眼レフを構えている人もいる。
何かと思ったら鉄道趣味の人らのようだ。

なるほどー。
高所から狙い撃ちショットが撮れるのはこういう展望台から撮ってたのか。
沿線だといい写真が撮れるだろう。

屋上庭園にも向かってみた。
相変わらずカレー屋のスパイスのにおいがする。
花が増えていた。
ハーブ系は彩度が低く枯れたイメージだが徐々に春の色が増えていた。

北区のシンボル、北とぴあ。
無料で入場できる屋上庭園と展望台がある。


■概要

出来立てほやほやのときは北区最高峰だった88.3m高層ビル。

2024年に完成予定146.16ｍのザ・タワー十条が北区第1位の高層ビルに君臨する予定である。
（参考、都庁の高さは243m。）

何の建物かというと、大中小ホール、研修室、会議室なんかが詰まってる。

最上階17階展望ロビー、5階に屋上庭園を備える。

2023年夏は区役所主催で涼み処というエアコン休憩所が出来た。


■感想

観光にやってきた。
屋上庭園と展望台が目当てだったが、渋沢特集の展示が思いのほか楽しかった。



●展望台

無料で三面展開している。
有料の一面は晴れた日に富士山が望めるが、カフェに入店して注文しないといけない。

無料展望台といえば都庁が人気。
しかしこちらはマイナー人気。
見学してるのは二人か三人ぐらいしかいない。

高過ぎず低過ぎず、絶妙な高度。
そこそこ遠方まで見渡せて楽しい。

新宿の時計塔、スカイツリー、東京ドームなんかがミニチュアで見られて良かった。

長居を許さない座りにくい椅子が小憎らしい。
太陽を見てはいけない双眼鏡は100円。




●屋上庭園


展望台と違って椅子が豊富。
壊れたままの水飲み場が三台並んでおり廃墟感があって良かった。
立体駐車場や雑居ビルが並んでおり、景観はお世辞にもよろしくない。


中央に大きな花壇があって、これ全部ハーブである。
カレー屋のスパイスみたいな薬の匂いがする空気が充満してる。
匂いは毒ではないが好き嫌いは分かれるところ。


あまりに暑すぎて長居はできないが、手入れが行き届いてよい花壇だった。

17時になると施錠されて閉じ込められるらしい。
さっさと退散するといい。



●涼み処

北とぴあ2F、10:00-19:00営業。
無料の休憩所。
飲食禁止。
ご飯食べるな、と書いてある。

涼しい。
法務省や農林水産省よりずっと涼しい。

2023年は7月に入ってすぐ猛暑。
電気代高騰化によりエアコン使えない家庭への配慮的空間らしい。
民間サービスではないらしく、北区の紋章（桜の花びら）がついていた。
（北とぴあは上階に市役所の出張所があって公共的性格があるようだ。）




●総評

人が少ない。
エアコンが利いて涼しい。
座って休める休憩所もあるし、フリーWi-Fi使える。
図書館や区役所に避暑するより北とぴあ快適。
地域住民は暑さに負ける前に避難したほうがいい。

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