【臨時休館中】いわき市石炭・化石館 ほるる

　いわきの一番栄えていた頃の時代を感じます。館内はやや古めかしい香りがします。エレベーターで移動する際には炭鉱現場に行く気分を高めるためやや時間をかけて地下深く降りて行くように演出されています。中では蝋人形が現場の様子を忠実に再現し、あまりにリアルで私はやや怖かったです。
　今は衰退してしまった炭鉱跡ですが昔は人々の生活を支える燃料源だったのだと実感します。
　少し古臭い、ほこり臭い感じがあまり、好みではありませんでした。

この手の博物館は見掛け倒しのものが多いけれど、ここは見ごたえがあります。フタバスズキリュウなどの古代生物の化石などの展示物もすごいけれど、みやげ物店が充実していて楽しい。小さなアンモナイトの化石などがそろっており、時間を忘れます。また、炭鉱の実物大模型も楽しいです。現在リニューアル中とのことで、どのように変化するか、楽しみです。

いわきで発掘される化石類（特にスズキリュウ）やいわきを盛り上げ、衰退していった炭鉱に関する博物館です。恐竜やアンモナイトの化石が所狭しと展示されています。レプリカですが、かなり大きなものもあります。１日数回、アンモナイトのクリーニングなどの体験が安価でできます。子供でも小学生ならひとりで大丈夫ですが、小さい子は親が手伝ってあげる必要があります。
終わったら、エレベータで下に下りるとそこは炭鉱の中です。時代に沿って徐々に炭鉱内での採掘技術が発達していくのがよくわかります。側面や天井の柱の組み方の変遷もはっきりわかりますが、これらは本当に当時の職人さんが組んでくれたものだそうです。近代化され機械が入ったあたりで炭鉱ゾーンは終わりますが、この展示は一見の価値があると思いました。
Ｈ２１年１０月から半年程、リニューアルの為に休館になるようですが、新しくなったらぜひまた訪れてみたいと思います。

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