兵庫県立考古博物館

古代住居屋根をモチーフしたようなＪＲ土山駅の南側を降り南西方向へ。高層マンション群の細い脇道を１０分程進むと奇麗な大きな緑の芝生公園にぶつかり景色が変わる。ここは小さな川べり全体がグリーンゾーン（イラクとはもちろん異なるが）、ゆったりと癒しの空間となっていてウォーキングコースとして最適。川を渡りさらに西へ進むと大中遺跡、いくつかの大きな竪穴式住居が広い広い草地広場に点在する。一周したが結構たいへんだった。兵庫県立考古博物館はこの南側川寄りにある。近代的な斬新な建物だが、屋上は土と植物を被り坂道が下の公園と連携する。何もそこまでとつい思う。
博物館に入ると少し照明を落とした重々しい雰囲気で、
案内嬢が迎えてくれる。遺跡とは打って変わってとにかく今日的な、いや、外観ともむしろ先進的な印象を受ける。展示物は言わずと知れた遺跡からの出土品や郷土の歴史書だが、有料ゾーンはまた違ったかも知れない。地下に降りると透明の大きなアクリル窓から、出土品仕分け整理の作業場を覗くことができる。播磨町はだいぶ歴史があるようだ。子供の皆さんには良い勉強になるかも知れない。

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