1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
88名が参考になると回答しています
支笏湖畔で開催される「支笏湖氷濤(しこつこひょうとう)まつり」は、人工的に組まれた木組みや自然の木々に、スプリンクラーで支笏湖の湖水を吹き付け、自然に凍らせて作られた氷の氷像が立ち並ぶ冬の祭りです。
「さっぽろ雪まつり」は雪で作られた雪像ですが、支笏湖は氷像なので、昼に訪れると氷が「支笏湖ブルー」と呼ばれる不思議な青色に輝いており、幻想的な世界を演出します。
300円の協力金を支払い、入場券代わりの「氷濤まつりのポストカード」を受け取り、入口の氷のトンネルと潜ると、そこは大小さまざまな氷のオブジェが並んでいましたが、中央に2本の巨大な氷のタワーがありました。
観光客と大きさを比べると、その高さが分かりやすいと思いますが、これだけの氷柱が自然に凍って出来るのは、厳冬期はマイナス20度になる日もあるので、まさに厳寒地ならではの氷の祭りです。
これらの氷のオブジェの多くは、中に入る事が出来るので、氷の世界を実感できます。
特に氷のブロックで積み上げて作られた「イグルー」と言う、カマクラの様な家は、室内が青色で染まっていました。
これは決して青い人工光で照らしてるわけでは無く、「少しづつ凍って出来た氷が、紫外線を取り込んで出た光の色」
と聞きましたが、不思議な青い世界です。
カップルにお願いして撮らせて頂きましたが、幻想的な一枚が撮れました。
他には「氷濤神社」と言う、氷で作られた神社がありましたが、賽銭は賽銭箱に打つのではなく、素手の指で硬貨を氷に押し付けると、体温の熱が硬貨に伝わり、氷が解けて硬貨が張り付き、指を離すとスグに凍るので、このように賽銭を打つ???事が出来ます。
すでの沢山の観光客が賽銭を打って??いたので、氷には沢山の硬貨が張り付いていましたが、特に子供さんが面白がって賽銭を打っていました。
また「苔の洞門」と言って、緑色の灯で照らされた氷のトンネルや、支笏湖に生息するマスなどが展示された「氷族館(ひょうぞくかん)」、氷の滑り台(大人でもかなりのスピードで滑れる)や、天然のスケートリンク(要ヘルメット着用で靴でそのまま滑る。ヘルメット無料貸し出し有)や、「氷濤ダイナミックナイト」と言う、力強い和太鼓のイベントが実施され、観客を楽しませてくれます。
昼間でも楽しく過ごせますが、夕暮れからはライトアップされるので、より多くの観光客が訪れて来ました。
昼間は普通のイグルーや氷のタワーでしたが、氷のタワーはレッドタワーとブルータワーでライトアップされ、昼間とは違った氷濤まつりが楽しめます。
昼間でも迫力があった巨大な氷壁の「ビッグマウンテン」も、その迫力が倍加した感じに見えましたし、「支笏湖ブルーの池」も、より青さを増してました。
やはりライトアップされた「氷濤まつり」会場を見下ろせる展望台は美しく、写真撮影に大人気で、私もやっと撮る事が出来ました。
更に土日の週末に限って花火が打ち上げられますが、残念ながら寒さの影響でカメラがバッテリー切れに。
厳寒地では電池の消耗が激しくなるので、予備バッテリーや予備カメラは必要です。
10分間ほどの花火でしたが、目視で堪能出来ました。
温度計を見ると、気温はマイナス10℃。足先から指先まで冷えて来ましたが、堪能出来ました。
会場内には、軽食堂、休憩場、トイレが完備されてますが、時間帯によって非常に混み合いますので、会場から徒歩10分ほどの、支笏湖温泉街の食堂や休憩場を利用されると良いと思います。
いったん会場外へ出ても、再度「氷濤まつりのポストカード」を見せれば再入場出来ますので、イベントや体調に合わせて「氷濤まつり」を楽しんで頂けたらと思います。
〇アクセスなど
・新千歳空港〜JR千歳線千歳駅よりバスで約55分
・会場:千歳市支笏湖温泉 無料駐車場有
※重要※(慣れない雪道をレンタカーなどで行くのは大変危険です。公共交通機関を利用ください)
・300円の氷濤まつり協力金にご賛同願います
・ライトアップ前、土日祝のなどの週末は花火が上がる(HP参照)ため、駐車場などは非常に混みあいます。早目の来場が望ましいです。
・会場は非常に滑りやすい部分があります。事前に滑り止めなどを準備されると良いと思います。また夜間や風が吹く日は非常に寒いため、完全な防寒をお願いします。
・寒さのため、スマートフォンのカメラはスグに作動不能になる事があります。ギリギリまでカイロで温めるなどの対策が必要です。
・会場周辺に、温泉施設あり
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。