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京の冬の旅〜2
妙顕寺を出て、次の特別公開スポット 本法寺へ。
この2つの間に横たわるのが、表千家の不審庵(ふしんあん)と裏千家の今日庵(こんにちあん)。特に入門してもいない初心者ですが、お茶席には時おり行く機会があるので気になっていました。表千家の裏手にあるから『裏千家』だとか…ほんとに名前の通りでした(^.^)
本法寺の所蔵品の目玉は夜光貝の細工が見事な螺鈿の箱で、『京の冬の旅』のパンフレットの表紙にもなっていたのですが…訪れたときにはなんと展示休みとのこと。受付の方が、『螺鈿が見られませんが、それでも構いませんか?』と一人一人に丁寧に聞いておられました。
私は、琳派の創始者 本阿弥光悦による『巴の庭』が見たかったので入りましたが、真ん中で目を引く池に植わっているのが蓮で…(;^ω^) 樹木の冬枯れは風情がありますが、池からカラカラに乾いた茎が突き出ている様子は寂しいことこの上なかったです(笑)
それでも、滝の流れ口の位置には縦じまもようの青い石を置いて、あたかもほんとに水が流れ落ちているように見せていたり、きれいな半円形の石を二つ、円になるように置いて太陽を表していたり。今では分かりにくくなってしまっていますが庭のあちこちに名前の由来になった巴の形(それぞれはまが玉の形)の石組みなどがあったりと、説明を興味深く聞かせていただきました。
ここで印象的だったのは、スタッフの方がほぼ全員 大学生のような若い女性だったこと♪ 展示のほうはタイミングに恵まれませんでしたが、ハキハキと爽やかな案内や解説のおかげで、ここもまたいい思い出になりました
( ´ ▽ ` )ノ
《アクセス》
地下鉄 今出川駅より 徒歩12分
市バス9系統 堀川寺之内 下車 徒歩3分
《京の冬の旅の特別公開》
平成27年1月10日から3月18日まで (本法寺は3月10日までの公開)
公開時間: 10時から16時
料金: 600円
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。