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紅葉の名所として有名な湖東三山の一つ、百済寺。
初夏に大きな菩提樹が咲くと聞いて訪ねてみました。
境内に入った途端に甘く濃厚な花の香りが…
こんなにミツバチに人気のある木は初めて(笑)
あたり一面、ブーンという羽音が充満していました。
蜂蜜専門店で菩提樹の蜂蜜が売られているのもうなずけます。
ちなみにこの木は子株で、有名な大木は山道を登って行った先にあります。
入口の建物の裏には鯉のたくさんいる池があり、飛び石を渡りながら周りをぐるっと回れるようになっています。初夏には嬉しいクールスポットでした。
本堂への参道は石段ですが、膝に優しい「なだら坂」が脇に作られており、こちらを歩けばぐんと楽に登れます。
途中の木々には名前の書かれた札が掛けられていました。季節ごとに花を楽しめるところなのだと思います。
参道の脇には宣教師フロイスが絶賛したほど美しい建物が並んでいたとの札の立てられた跡地もあります。今は比較的地味な湖東地方も、信長の時代にはたいそう栄えていたんだなーと想いを馳せてみたり…。
本堂の横には、織田信長の焼き打ちに遭って幹が空洞になりながらもたくましく生き続けている、千年菩提樹という大木がありました。惜しくも電池切れで写真は撮れず…
きっと、何度来ても違った花が咲いていて、そのたびに楽しめるところだと思います(*^_^*)
*アクセス*
名神高速道路 八日市ICより10分。
春と秋のオンシーズンにはシャトルバスも運行するそうです。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。