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湯村温泉は、大阪から約200キロ、車で3時間ほどの距離にある。
有料道路を下りて国道9号に入ると周辺の山々は白く雪化粧している。
この付近まで来ると信号機は横でなく縦型になっているのは雪の影響を避けるためだ。
坂道では道路の横から融雪水が射出され車の側面に当たって音が煩いくらいだ。
これのお陰で洗車してるようなもので綺麗になるかと期待したが甘かった。
道路は水浸しで、雪は全くない。国道だけを走るならスタッドレスタイヤの出番は無いように思える。
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国道9号と春来川に沿って湯村の温泉街が広がっている。
国道を外れて温泉街に入ると、昔ながらの温泉街の佇まいで急に道路が狭くなり対向車との離合も困難になる。
「荒湯」を中心として多くのホテルや旅館が並んでいる。
荒湯は、湯村温泉の源泉でコンクリート製の囲いがあって、そこから卵や野菜をぶら下げて茹でるようになっている。
源泉の温度は98度もあって、無色透明無味無臭。
茹でる具材は荒湯近くの売店で売っている。
もうもうと湯気が上がり、真冬でも源泉の周囲は暖かい。
荒湯から河原側には足湯もあるが、露天なので雨や雪の日は利用しずらい。
温泉はホテルや旅館以外でも、共同浴場のような造りの「薬師湯」や水着着用の混浴露天風呂(リフレッシュパークゆむら)などがあるらしい。
春来川を挟んで、荒湯の斜め対岸には夢千代像や手形のモニュメントが並んでいるが、今日は雪が降り続いている上、寒さも厳しいのでさっさとホテルに逃げ込んだ。
私が予約したホテルは4種類の貸し切り風呂があった。
無謀にも、写真だけを見て「半露天風呂」を選んでしまった。
風呂場は、恐ろしい寒さで時折雪が舞い込んでくる。
慌てて湯船に浸かったが、身体がしっかり温まるまで出られなかったが、さすがに温泉の効果は大きく、吹きさらしの湯船でも、しっかり温まり、部屋に帰ってからは冷酒を呑みながら涼むほどだった。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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