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GAYOSHIさんの永観堂禅林寺に対する口コミ

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GAYOSHIさんのクチコミ
2022年12月12日に投稿されました。
禅林寺は、京都市左京区永観堂町にある浄土宗西山禅林寺派の総本山の寺院。号は聖衆来迎山(しょうじゅらいごうさん)。本尊は阿弥陀如来(みかえり阿弥陀)。
通称は永観堂の名で知られ、紅葉の名所として、古くより「秋はもみじの永観堂」といわれています。

境内には地形の高低差を生かして、楓におおわれた釈迦堂や開山堂などの諸堂は回廊で結ばれています。
本堂の阿弥陀如来像は、顔をななめ後ろに向けており「みかえり阿弥陀」の通称で親しまれています。
山上には多宝塔があり、京都市内の眺望が素晴しい。

一年中全国から観光客が集まる永観堂ですが、やはりその名を一番有名にしているのは、「モミジの永観堂」と謳われているとおり、11月中旬以降に境内を鮮やかに彩る、約3,000本のイロハモミジやオオモミジでしょう。

境内中心の大きな池が、放生池。
池を取り囲むように植えられたモミジは、秋になると水面に逆さ紅葉として映り込みます。
紅葉と逆さ紅葉が景色全てを紅に染め上げる様子は、永観堂でしか味わえない秋の絶景です。

そして境内で最も高い場所「若王子山の中腹」にある建造物、多宝塔。
秋になると山中の紅葉が多宝塔を包み込み、その様子を麓から見ることが出来ます。
また、多宝塔まで登って境内を見下ろすと、境内一面を彩る紅葉が眼前に広がるということですが、私は今回残念ながらそこまでは上れませんでした。

今回私が「もみじの永観堂」という名声に一番共感したのは、そのもみじの種類と色とりどりに色づいた美しさです。
赤いだけでなく、黄色紅葉・青紅葉も色鮮やかに咲き誇ります。
色の異なる紅葉を見比べてみて、それぞれの違いを楽しむことができるのです。


私が訪れた時期は11月下旬で、今年の京都紅葉の見頃は過ぎたといわれる時期でした。
当然、既に枯れて落葉となっていた場所も多くありました。
しかし、しかしその大量の赤や茶色に変色した落葉の絨毯の頭上の木々には、これまた赤、黄、青の紅葉を堪能できるのです。

これが「秋はもみじの永観堂」と言われる最大の理由ではないでしょうか。

今回は時間の都合で見ることが出来ませんでしたが、今年の場合、11月5日(土)~12月4日(日)の期間ライトアップ&夜間特別拝観が行われていました。
きっと幻想的な美しさだったことでしょう。

ちなみに、私は紅葉の見頃が過ぎた11月下旬の平日、しかも開門時間9時より前の、8時30分頃到着しましたが、既に数百人の入場待ちの列が出来ていました。
いくら「全国旅割」が実施され多くの観光客でにぎわった京都と言っても、その光景を見たときには驚かされました。
そして、これが紅葉のピークの休日はどうだったのだろうと想像するだけでゾッとしました。

ただ、永観堂自体は広大な敷地ですので、観光客の列の割には密集した混雑感は無かったことを付け加えておきます。

住所    京都市左京区永観堂町48
拝観時間 9:00~17:00(受付終了16:00)
拝観料    600円(秋の寺宝展期間中は1,000円)
アクセス 市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約3分、
地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約15分
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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