mimikoさんの東山ひがし茶屋街に対する口コミ

金沢には若いころ何度か訪れたことがありますが、恥ずかしながらこの保存地区については最近まで知りませんでした。調べると国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されたのは平成13年。比較的あたらしいのですね（と言っても17年も前ですが）。

金沢駅から周遊バスを利用しました。
「ひがし茶屋街」、「金沢城」、「兼六園」、「21世紀美術館」、「にし茶屋街」、金沢屈指の繁華街「片町」と「香林坊」などを一通りを巡ることができるバスは左回りと右回りがあり、右回りルートの方が近いけれど、あえて車窓を楽しもうと左回りをチョイス。大人200円、小人100円。
（一日フリーパス乗車券は大人500円、子人250円。あちこちめぐるなら絶対お得！）

金沢に残る3つの茶屋街の中でも最も規模がおおきいのが浅野川の東岸に位置する「ひがし茶屋街」。
すぐ近くに浅野川沿いに茶屋造りの町家が並ぶ「主計（かずえ）町茶屋街」、犀川西岸には「にし茶屋街」があります。
今回訪れた「ひがし茶屋街」は京都・祇園の茶屋町と並び、これら江戸時代後期から明治初期にかけての茶屋建築がまとまって残されており、日本の華麗な茶屋文化を今に伝える貴重な町並み。
街路に面して、一階に出格子を構え、二階の建ちを高くして座敷を設ける「茶屋建築」が連なっています。

週末で観光客が多いにもかかわらず、少し路地にはいると静かなたたずまいもあり、なかなかの風情。タイムスリップしたかのようです。
正直観光客向けのカフェやおみやげ屋さんにはあまり興味がありませんが、この街並みと路地の風情は、期待以上でした。

「主計（かずえ）町茶屋街」「にし茶屋街」は時間の都合でいけませんでしたが、季節を変えて、「ひがし茶屋街」とともに、また訪問したいと思います。今度はスケッチブックを持って行こうかな。