やましたより123さんの長崎新地中華街に対する口コミ

夕食にここを訪れる。
街は予想以上に小さく、やや元気がない。
きっと、その日だけと思うが。

「ここがお奨めです。」と知り合いの笑顔
と裏腹に入った店は小さく閑散としていた。
店の装飾はいかにも中国風、
いやいや、中国と同じだろう。

日本に比べサービス精神があまりないのは
中国の人の一つの特徴である。
良い意味で正直、表裏がない。

赤や金の独特の色使いのポップが壁を賑わう。
ところどころ赤い菱形の枠内に
「福」の字が逆さになっている。
福倒（フ−タオ）と福到（フ−タオ）は同音で、
「福来る」をしゃれたとのこと。

８〜１０人がけのターンテーブルが
４〜５卓ゆったりと配置され、
いかにも中国といった彫りの衝立が奥を隠す。

５〜６人で７〜８品たのみ、
湯のみのような取り皿に移して食べる。
ビールは日本製だった。
紹興酒を醤油のような瓶から盃のようなコップで
熱燗でいただく。
紹興酒は米の酒、日本酒と同じだが、
米はもち米で、なぜかカルメラが入っているとのこと。

ここは北京料理のお店、中国では珍しい焼餃子がある。
蝦玉、鳥のから揚げなど　日本でなじみのメニューが
多い。どこかのチェーン店と似ていると思った。

味付けは、さすが。凄く美味しい。
ついついと食べ過ぎることになる。

その分アルコールは少なめとなった。