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頂法寺(ちょうほうじ)は、京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町にある天台宗系単立の寺院。
山号は紫雲山。本尊は如意輪観音。寺号は頂法寺ですが、本堂が平面六角形であることから一般には六角堂の通称で知られています。
華道、池坊の発祥の地としても知られています。
また西国三十三所第18番札所。洛陽三十三所観音霊場第1番札所。
京都の街中、烏丸通り沿い、地下鉄試乗烏丸駅と烏丸御池駅の中間地点に建つ寺で、ビルの谷間にあるということからか、境内は京都のお寺としては狭い方です。
山門を入ってすぐ正面に本堂、右手に「へそ石」、親鸞堂、納経所、本堂裏には聖徳太子沐浴の伝説にちなむ池や太子堂があります。
鐘楼は山門から公道を隔てて向かい側の飛地境内にあり、また境内北側には、華道家元「池坊」の本部ビル・池坊会館があります。
今回の京都訪問、六角堂は目的の場所ではなく、本当は別の京都の場所の桜を見に来たのですが、今年の桜前線は例年になく遅れ、私が訪問した3月下旬は、桜の名所もほとんどが蕾から3分咲きという状態。
そんな時、訪問の前日YouTubeで、ここ六角堂は早咲きの枝垂れ桜が今の時期満開ということを知って、急遽ここ六角堂を訪問したというわけ。
当日は昼過ぎという観光客のピークということもあったのか、または皆さん、ほとんど桜が開花していない京都に来たものの私のようにSNSなどで情報を収集してここにたどり着いたのか、本当に多くの人で賑わっていました。
雑踏の中での桜の鑑賞となりましたが、ここ六角堂は、本当にビルに囲まれた一角にあり、特徴的な屋根を眺めるなら「六角堂」の西隣にある10階建てのビル「WEST18」から。
1階から3階までは吹き抜けになっており、ガラス越しに境内を眺めることができます。
しかもそのビルのエレベーターホールには、ちゃんと「六角堂を見るならこのエレベーターで上まで上がってください」という案内ポップがあります。実際このエレベーターの壁はガラスで、上に上がるとき六角堂を眺めることが出来ます。
このビルが六角堂または池坊と関係があるかどうかは知りませんが、ある意味京都らしいな、という感じを受けました。
住所 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
アクセス 地下鉄「烏丸御池」下車徒歩3分
阪急京都線「烏丸」下車徒歩5分
拝観時間 6:00-17:00 納経:8:30-17:00
拝観料 無料 境内自由
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。