おかえるさんの山中温泉に対する口コミ

今回のプチ旅行は山中温泉です。
私の勝手なランキングでは加賀温泉郷の中でNo.1です。

　久し振りなので駐車場もどこにあったか忘れてしまい、あやとりはしの前には確実にあったはずなので行ってみたら無事駐車できました。
　あやとりはしは鶴仙渓にかかる赤紫色の橋で色も形もユニークで目を引きます。そこからこおろぎ橋まで鶴仙渓沿いの遊歩道を歩いてみました。その距離800Mほど。この日は天気が良かったですが、遊歩道は人の気配がなくて、おまけに入口には「熊に注意」の看板もあって怖かったです。なんとか獣には出会わずこおろぎ橋まで辿り着けましたが、途中除雪されていなくてざらめ雪の上を歩かないといけない場所もあって大変でした。夏の間は川床もあったりしてにぎやかなんですけどね。
　到着したこおろぎ橋は令和元年の秋に掛け替えられたようで、ちょっと景色とは浮いた真新しい木の色でした。

　そこから「ゆげ街道」へと歩いて行きました。ゆげ街道は山中温泉の中心部にある商店街で、観光客が楽しめるスポットがいっぱいあります。
　レンガのおしゃれな建物は八百屋さん。加賀野菜の「なかまさ」というお店で、野菜ソムリエが作る体が喜ぶ野菜＆果物の生ジュースが人気です。
　その向かいには「肉のいづみや」があり、行列になっていたので並んでみました。店内にはサインや芸能人との写真が飾られている人気店です。俵型の熱々コロッケを外のベンチでいただきました。食べている間もゆげ街道を歩く人はもれなくこのお店に吸い込まれていきました。
　しばらく歩くと欧風のかわいい門のような建物があったので入ってみました。その奥は和の雰囲気で、だんごやさんとおそばやさんがありました。だんごやさんは、注文してから焼いてくれます。種類が沢山あって悩みましたが、ごまだれのだんごとよもぎつぶあんのだんごを注文して食べてみましたが、炙ってくれたのでとっても香ばしくてめちゃめちゃ美味しかったです。近くに居た女子４人組はそれぞれ３本ずつ注文して全種類制覇しているようでした。「紫蘇のだんごが○○～！」と盛り上がっていましたが、肝心の○○の部分が聞き取れず、気になります。

　そのまま歩いて行くと、「菊の湯」と「山中座」のある広場に出てきます。ここには無料の足湯やフォトスポットも設けられています。足湯は3組ほどしか座れないので山中座のお土産屋さんを見て待ちました。
　足湯の横にはからくり時計があり、1時間ごとに音楽が流れて人形が出てきます。
　またこの広場では冬の風物詩として和の鉄人、道場六三郎さん監修の「カニ汁大鍋の振る舞い」をやっているはずなのですが、コロナの影響で中止になっています。
　今回、閉まっているお店もあるかも知れないので挑戦しませんでしたが、600円で買えるスイーツめぐりチケットでは、7つの協賛店の中から3店舗選んでスイーツを楽しむことができます。山海堂のかわいい最中も惹かれるし、その周辺はアイスストリートと呼ばれる通りで色んなアイスも食べられるので迷ってしまいますね。いやいや、チケット買ってないんですけどね。
　コロナの影響で人通りは少なかったですが、人気のある所、開いているお店は少し待ち時間がありました。

以上、ダイエット中の方にはお勧めできない山中温泉のお散歩レポートでした。