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ウマゴンさんの東大寺に対する口コミ

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ウマゴンさんのクチコミ
2020年03月18日に投稿されました。
今回は東大寺というよりは、東大寺二月堂修二会、一般的には「お水取り」としてしられている行事の紹介です。

約1250年休むことなく続く奈良の伝統行事、「東大寺二月堂修二会(お水取り)」。
この行事が終わると奈良に春が訪れるといわれるほど、地元の人々に親しまれる行事です。

毎年3/1〜3/14までの2週間の日程で行われる東大寺の修二会。
東大寺二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の前で練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる11名の僧侶が人々の過ちを懺悔し、幸福を願う行事とされています。
期間中は毎夜、19時の鐘(12日は19時半、14日は18時半)を合図に大きな松明が焚かれ、練行衆が夜半まで祈りを捧げます。
クライマックスは12日深夜(13日の午前1時〜)から行われる「お水取り」の行事。
若狭井(わかさい)の井戸から十一面観世音菩薩にお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式です。この日はひときわ大きな籠松明という松明が焚かれることもあり、一目見ようと多くの見物客が訪れ、毎年大混雑します。

私自身は過去二回この行事を見に行きました。

一度目は「二月堂前の広場」。3〜4千人が立ち見できます。
私は午後6時前には広場に着いたのですが、既に多くの人でいっぱい、二月堂からは少し離れた場所でしたが、その後も続々と人は増え、たぶん広場には入りきれなくなったのでしょう。遠くからは警察のアナウンスが広場には入れないことを伝えていました。

二度目は「第二拝観席」と呼ばれる200mほど離れた場所で観覧しました。
席とはいえない、通常は駐車場の一角。おそらく100人も入れません。
ただ、この場所はカメラの三脚を立てることが許可されており、ここに来られる方全員写真撮影が目的です。
ここも午後6時頃着いたのですが、ほぼすべての場所が三脚で場所取りされており、私はどうにか隅に三脚の場所を確保できました。

ここからでは松明の火の粉が飛び散る様子などわかりませんし、迫力もありませんが、遠くを走る炎は幻想的。
そして満員とはいえ、100人ちょっとの観覧数ですので、静かに、落ち着いて鑑賞することが出来ます。

でも結局は写真撮影に夢中で、あっという間の出来事という感じですが。

ネットなどで「二月堂修二会」を調べてみると、
「広場に入れなかった」「誘導路で並んでいても入場できなかった」「籠松明が終わらない内に第二拝観席へ誘導された」など、大変な目にあった方も多いようです。
私は大混雑でもみくちゃにされながらも、一応二度とも見ることが出来ましたので、ラッキーだったのかもしれません。

正直また行きたいかといえば少し躊躇しますが、1250年休むことなく続く奈良の伝統行事です。関西在住の方は一度は体験されることをお勧めします。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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