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京都の北西部、嵐山の近くにある。
県道を外れて狭い道路に入っていくと、茅葺の民家など古色蒼然とした街並みになる。
道は狭く、離合困難で時間規制で一方通行になっている。
この道沿いに駐車場があって、2時間500円。
駐車場前の階段を登ると拝観受付があって大人500円。
境内は思ったより狭い感じがする。入口を入ると正方形の「西院の河原」と呼ばれる石仏石塔が並べられた場所がある。
これらの石仏等は、あだし野一帯に葬られた人々のお墓という。
古来より、この地は葬送の地で、初めは風葬であって、のちに土葬となったという。
山野に散乱埋没していた石仏を今のように配列安祀されたのは明治中期との説明があるが、最初に寺が建立されたのは約1200年前、弘法大師が五智山如来寺を開創され、野ざらしとなっていた遺骸を埋葬したと伝えらている(パンフレット)
河原の奥には、仏舎利塔。さらに進んで行くと本堂、水子地蔵と続き、その奥には竹林がある。
竹林を抜けると墓地があって、ここには六面体地蔵がある。
雰囲気は、いかにも「化野」であった。
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