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2018年9月4日、台風21号は関西国際空港も襲った。
停泊中のタンカーが走錨し、関空連絡橋に衝突し橋の一部を破壊した。
あれから3カ月を超えるが未だに修理中。
今の状況はどうなってるのかと思って知人のヨットに乗せてもらって見に行った。
連絡橋下の航路部分は海面上25メートルだけど、下から見ているとヨットのマストが当たりそうに見える。
橋上は車がひっきりなしに走り、JRと南海電車も轟々たる音を響かせて走り、その合間に航空機が腹に響くようなジェット音をたてて離着陸する。
・・・・うるさい・・・・(^_^;)
事故現場付近を見ると、被災した部分の橋の南北に警戒船がいて、橋の下には大きな作業船がいた。
タンカーが、ぶつかった部分の橋脚はポッカリと抜け落ちたままだった。
その場所は、連絡橋の最も空港島に近い部分で橋も低い。
走錨した時点でアンカーを上げ、デッドフルで橋の中央付近まで行ったら、多少の接触だけで橋の下を通過できたのではないか?と思うが、風速60メートルの状況下では不可能だったかとも思う。
過去に、この場所で風速20メートルに見舞われたことがあった。ヨットでは生きた心地がしなかった。その3倍の風・・・。想像を絶する。
なぜ連絡橋を2本にしなかったのかとか、トンネルでも繋ぐとかしておかなかったのかと思うが、沖合5キロという空港島の位置から莫大な工事費と難しい技術が要求されることを考えると無理もないかと思う。
工事現場を見ながら一日も早い復旧を祈るばかりだった。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。