南三陸町モアイスポット

南三陸町は1991年にチリ地震津波の復興と友好の証として、チリからモアイ像が贈呈されたこともありモアイとは関わりのある所でしたが、東日本大震災の大津波によりモアイ像が流出してしまいました。

この町には点在する７つのモアイスポット（本物のモアイ像、さわやか公園に立つ2体のモアイ、館下橋の欄干、津川高校に立つモアイ、モアイ岩、モアイタイル、モアイマンホール）がありますが、今回は本物のモアイ像が立つ「さんさん商店街」と2体のモアイ像が立つ「さわやか公園」に行ってきました。

さんさん商店街は復興商店街として多くの店が建てられ、津波で壊滅的被害を受けたこの町では一番賑わってる場所です。大きな駐車場もありたくさんの観光客が訪れているようです。この商店街の東側に本物のモアイ像があります。
2013年5月にイースター島からやってきたばかりのモアイ像は帽子のようなものをかぶり目が入ってるので、テレビとかで見るイースター島のものとはちょっと違う印象を受けると思います。まだ新しいのできれいなモアイ像です。ここを訪れた観光客は皆記念写真を撮っていました。

さわやか公園は国道398号線沿いにある海沿いの公園ですが、津波の爪跡が残っていてトイレは使えません、駐車場があるだけの公園です。この公園の入り口二ヶ所に一体ずつモアイ像が立っています。こちらのモアイはテレビとかでよく見るタイプです。

地図なしで全てのモアイスポットを見るのは困難です。事前に調べて行くかパンフレットを貰うのをおすすめします。復興工事のため大型トラックも多く走っているので気をつけてください。

「モアイ」の意味は「未来に生きる」だそうです。これからずっと先の未来まで復興の象徴として立っていくのだと思います。

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