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網走市街地から、北へ約10km行った所に能取岬はあります。
高さ40mはある断崖の上の、広いひろ〜い平原とモノトーンの灯台があるだけでの能取岬ですが、夏は「オホーツク・ブルー」と呼ばれる、真っ青なオホーツク海が望め、能取湖や知床半島まで見渡すことが出来ます。
平原には、春〜秋は色々な花が咲き乱れ、キタキツネなどの動物が現れる事があります。
夏の穏やかな時は、花と青い海、緑の絨毯を敷き詰めたような、時を忘れるほど素晴らしい景色の場所になります。
冬季は大変寒さの厳しい岬ですが、一面真っ白な流氷のオホーツク海を見渡せます。
ひしめき合う流氷の姿は壮大で、見飽きる事がありません。
運がよければ天然記念物のオオワシやオジロワシ、また双眼鏡を持ってオホーツク海を探すと、アザラシの姿を見る事もあります。
能取岬を含めたオホーツク海は、実は蜃気楼現象が見れる名所でもあります。
オホーツク海は低温の寒流の海であり、暖かい空気との境目に、日の入りや日の出の太陽が昇ると、通常丸い太陽の上部に蜃気楼が現れ、変形した、いびつな形の太陽が見える事があります。
太陽は無理でも、春から秋は船舶、冬季は流氷の塊を、よ〜く凝視して探しみると、蜃気楼現象で浮かび上がったり、いびつな形で見れる事がありますので、ぜひ時間をとって探される事をオススメします。
蜃気楼や流氷、動物は、いつでも見れる訳ではありませんが、この神秘的な蜃気楼現象や壮大な流氷のオホーツク海は、ぜひ見て頂きたいと思います。
夏季の日の出は4〜6時頃、日の入りは18〜19時頃、また冬季の流氷やアザラシウオッチングは、完全な防寒装備が必要です。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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