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VOL.25【横浜大さん橋】
アクセス・・JR関内駅より徒歩15分ぐらい
JR桜木町からバスあり・駐車場あり
屋上ウッドデッキは24時間開放
■ 横浜の大さん橋の手前にある開港資料館には1854年のペリー来航の様子とかその後の横浜の発展とかの記録が残っていて興味深いものがある。それによるとペリーが降り立ったさん橋付近の船着き場は今と違って石とか材木を組んだだけの簡単な岸壁のような物で、ここに500人の乗員とともに、音楽隊に迎えられ上陸したらしいが
同時に7隻の軍艦の大砲は横浜村の方に向けてあったらしい。
当時近くにあったクスの木が資料館の庭で今も現役で生きている。ペリーはさん橋近くの建物で「さっさと開国しろ、コノヤロー」・・・とは言わなかったとは思うけど、その後開港を経てこの地域は発展をとげ、1894年(明治27年)にはめでたく現在の大さん橋の前身、「鉄桟橋」が完成、2002年(H14)には現在の客船ターミナルが出来たと言う事になります。
大さん橋は1階が税関、検疫、出入国管理、2階には大ホールがあり、待合室やお土産屋、受付、屋上広場にはブラジル産の木材を使った広いウッドデッキがあり360°のパノラマを楽しむ事が出来る。
通称「クジラの背中」と呼ばれているウッドデッキからは近くの氷川丸やマリンタワー、みなとみらい地区の景観も楽しめる。今日も新郎新婦が横浜ベイブリッジを背景に記念撮影、人生の船出と言う訳だな。昔はメリケン波止場と呼ばれていた大さん橋だが、ここは桟橋状になっていない岸壁であると言う理由で「大桟橋」ではなく「大さん橋」の表記になったとの事、
そう言えばそうらしいけど、まあどっちでもいいか・・
ウッドデッキをコツコツ靴の音を鳴らしながら行くと休日は人が大勢いて、撮影したり大型客船を眺めている。
客船から手を振っているのはオール外国人、ペリーの子孫は来ていないのかな?
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。