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前から気になっていた場所で、しょっちゅうライブカメラで確認していました。
何故、今まで行かなかったか?
それは、雪が降った後の晴れた日を待っていたからです。
この冬はもう雪は降らないのかな?と半ば諦めていましたが、なごり雪に背中を押されて行ってみました。
途中、石川から富山へ抜ける県境付近は雪が少なくなり、心配になりましたが、庄川峡は山奥なのでもっと雪があるはず…と信じて車を走らせると、今度は遠くの景色が全く見えないくらい雪が降って来て、景色見えんかったら最悪~とまたまた心配になりました。
木彫りの町「井波」や道の駅庄川を抜け、山道に入って来ると雪も小康状態になり、周りの山々にはうっすらと雪が積もっていい感じになり、いつもライブカメラで見ていた遊覧船の駐車場に到着しました。
船着き場の建物を見ると「大牧温泉のりば」と書いてあったので、ちょっと頭が混乱。
こちらの遊覧船は船でしか行けない秘境の温泉「大牧温泉」まで行く往復60分2800円コースと、途中の長崎橋で折り返してくる25分1200円のコースがあるのですが、車で大牧温泉まで来ちゃった?と思ったのです。
兎に角中に入って聞いてみよう!とチケット売り場で確認すると、間違いなくここが出発地点でした。
一安心して中を見回すと、とってもエモい!エモすぎる待合室。
サスペンス劇場の一場面みたいな雰囲気です。
この時点で今から飛行機に乗るくらい気分が高揚してきました。
出発の10分前になると、改札口の引き戸が開き、改札を通って、桟橋を渡って船に乗り込むのですが、一艘目の船の中を突っ切ってその向こうに泊まっている船に乗りました。
船の中は暖かく、きれいな船でした。
乗船者は10名いないくらいで席は選び放題で悩みました。
最初は1階の座席に座っていましたが、やはり写真を撮るには2階かと思い、意を決して後ろのドアから出て細い階段を上がり2階に行きました。
2階は完全に外なのでやはり寒かったです。
それでも雪化粧をした山々の間を縫って進んで行くので景色は最高。
寒さよりも感動の方が勝りました。
短い方のコースにしましたが、途中には廃橋があったり、モノクロの世界にかかる赤い橋の下をくぐったり見どころは十分。
25分の乗船は絶景の連続であっという間に帰ってきちゃいました。
この後、車で赤い橋の見える場所まで行き、上から遊覧船の写真を撮る事にしました。
先に来ていた常連さん?に「船が来るのはエンジンの音で分かる」とか「すぐ下をカモシカが通る事もある」など教えて頂きながら次の船を待ち、撮りたかった構図の写真を撮る事が出来、大満足で帰路に着きました。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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