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2024年10月リニューアルオープン予定。
それまでは工事中。
■概要
邸宅、土蔵(書庫)、庭。
立教大学の敷地内で保存されている推理小説家江戸川乱歩の終末の家である。
中には入れず外側から見学可能。
無料。
■感想
googleニュースをぼーっと見てたら江戸川乱歩邸宅のリニューアル工事情報が目に飛び込んできた。
2024年から工事開始、年内公開最終日だという。
今日じゃないか!!
よし、行こう!!
池袋に飛び出したのだった。
●江戸川乱歩邸
最終日で見学者が多く訪れるかと思ったらそうでもなかった。
10分に一人ぐらい。
平日なので仕方がない。
敷地内は監視カメラ設置、監視員も一人在中。
窓から覗いてもOKということで背伸びして覗き込んでみた。
窓のサンは錆びだらけでリニューアルの必要性を感じた。
この分だと床や天井も傷んでるかも。
●江戸川乱歩
江戸川乱歩といえば、有名作品は少年探偵団、怪人二十面相、明智小五郎だ。
大人向けだと「エログロ・猟奇・残虐趣味」が人気だったという。
今でも映画や舞台作品で上映されて人気だそうだ。
昔、実家に子供向けに少年探偵団があったがあんまり読んだことない。
機会があれば読んでみようと思う。
●居室
江戸川乱歩デザイン。
肖像画もかかっている。
小説だとこの部屋で事件が起こって探偵が出てきそうな洋間。
テラスや窓から中が覗ける。
●蔵
二階建ての書斎。
お気に入りだったという。
図書館みたいでぎっしり本が詰まってる。
●玄関
江戸川乱歩原作の漫画作品を並べている。
書影なども著作権があるので撮影禁止。
●庭
水の入ってない池は落ち葉でびっしりだった。
もう少し早ければ紅葉が見られたかもしれない。
工事完了は来年の秋予定だというから機会があれば紅葉も見られるだろう。
●総評
面白かった。
表札に本名がかかっており平井太郎(乱歩)、平井隆太郎(息子)の名前がふたつ。
息子は立教大学(邸宅がある大学)の先生でこの家から教鞭を取りに通っていたそうだ。
乱歩は小説以外にも編集者や探偵として働いてたこともある。
終末の家で70歳でこの家でなくなったそうだ。
墓は多磨霊園にあるそうだがこの家そのものが墓みたいだ。
蔵が墓石。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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