道後公園（湯築城跡）の口コミ一覧（９〜１０点）

中世から戦国期に活躍した河野氏の居城であったところです。当時の伊予国の政治・軍事の中心だったところです。
公園内は堀と土塁が二重に巡らされ、当時の武家屋敷や庭園も復元されています。
公園内には資料館もあり、発掘成果の概要や河野氏の歴史、場内の武士たちの生活について出土品やパネル・ビデオ映像などで紹介しています。当時から敷地内には側溝付きの道路が設置されていて、石組の井戸があったことが発掘調査の結果からわかっているとのことです。さらに製鉄にかかわる鍛冶炉や門に関連すると思われる跡もみつかっているそうです。
敷地が公園になっているので資料館に入らずに散策することもできます。公園内には石造湯釜というものがあって県の指定文化財になっているそうです。
愛媛といえは松山城が有名ですが、史跡めぐり好き・戦国時代好きの方は必見です。入場が無料というのもうれしい点でした。
近くに正岡子規の記念館もあります。

ただ温泉に浸かるのではなく、その前に少し汗をかいた方が、後の温泉は、より気持良くなるものではないか。
ということで、道後温泉駅周りの土産物店街をぶらつきました。
が、少し物足りない。
それで、ほんの一歩足をのばして、道後公園へ。

公園入り口に着いて案内板を読むと、そこは、ただの公園では、ありませんでした。
こんもりした高みは、城跡。
資料館もあり、そこで散策ルートを決め、さっそく城跡へ。
少し汗ばむ程度のちょっとしたハイキングで頂上部に着くと、展望台がありました。
それほどの高さではありませんが、塞ぐものがなく、周りを見渡せます。
松山の駅方面、松山城など、地図どおりに確認できます。

後は、温泉を楽しみに、そうそう展望台を降りました。
道後公園の展望台は、温泉とコンビとなる、程良い汗流しになったと思います。

公園前には路面電車も走っているのでアクセスにはさほど困らないように思います。
公園自体が少し大きいため散歩コースにもってこいの場所です。近くには子規博物館もあり、結構楽しめますよ。
散歩した後には、これまた近くにある時計前の足湯で疲れをとってみては。