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令和二年、日本中に鬼滅の刃ブームがやってきた。
昭和のお菓子屋をモチーフにした菓子屋横丁にも鬼滅ブームはやってきた。
鬼滅の刃のお菓子がたくさん表に並んでいる。
■概要
名物はでかい黒糖麩菓子。
1本400円。
買った人間は麩菓子をバットのようにして連れを叩く真似をすることになっている。
ぽこぽこ。
賞味期限が近くなったものは300-350円ぐらいで売られている。
お土産用にふたつ買えば二刀流も夢ではない。
■感想
東京都民にとって身近な埼玉は、
川口市と戸田市の二大都市である。
これらはほぼ東京都と文化が変わらない。
衣食住、ほとんど同じ。
昔からあるローカル的なものが感じられない。
どこに行けば古くから受け継がれるローカル的な埼玉に出会えるのだろうか?
その回答がここ、川越にある。
菓子屋横丁で食べられる「醤油だんご」である。
みたらしでもきなこでも蜜でもない。
シンプルに醤油をつけただけの団子である。
砂糖も入ってない。
第二次世界大戦後の物資不足の時代に、せめてもの塩気が欲しくて考案したのか?と初めて食べたときは絶句する。
美味しいかどうかで言えば、微妙。
子供の頃に砂糖醤油の焼餅を食べようとして、ちゃんと醤油と砂糖を混ぜなかったときの端っこの残念な味がする。
炭火で焼いて香ばしいが、やはり微妙。
どちらかといえばスイーツではなく軽食。
なぜかこれが名物でよく売れている。
恐らくは安いからだろう。
1本なんと50円。
これを食べながらふと思った。
あ、これ見たことあるぞ。
巣鴨の高岩寺の境内で売られてる幸福団子の100円串団子と見た目がそっくりだ!
巣鴨の場合はお地蔵様のお供え物として買われ、人間が食べてるところを一度も見たことがない。
(山と積まれて供え物にされている。
巣鴨の幸福団子には食べ物という認識があんまりない。
餅の形をした線香の仲間。)
東京では巣鴨の屋台で細々と売られる醤油団子。
菓子屋横丁では民家の軒先で売られている。
そこそこ人気はあるが大繁盛というほどでもない。
今にも消え入りそうな文化だ。
そこに場んでっとさんはローカル色を見出し大満足。
一生に一度なら食べる価値は十分にある。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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