秋ヶ瀬公園の口コミ一覧（９〜１０点）

今年も彼岸花を拝みに秋ヶ瀬公園にやってきた。
彼岸花の季節以外にも来ているがやはり赤い花の美しは格別でつい来てしまう。

涼しくなったので公園内に人の姿が増えた。
とても喜ばしいことである。

テニスコート近くの彼岸花群生地のあたりは焼き肉の香りが漂ってくる。
なにしろ隣がBBQ場。

去年の今頃よりもずっとBBQ場の客が増えてみんなが肉を焼いてるせいだ。

彼岸花が咲くころは人間も過ごしやすい気温になっている。
昼間もかなり人が出歩くようになった。
秋万歳。

楽しい楽しい秋ヶ瀬公園が戻ってきた感じ。
今年の猛暑は本当に酷かった。

彼岸花の群生地はテニス場の隣。
ロープで群生地の中に入れないようになっている。
道の両脇に彼岸花が咲く彼岸花ロードからも近い。



■感想
秋ヶ瀬公園の一番奥は「ピクニックエリア」となっているがほぼジャングルである。
分け入ることが可能。
その際は長袖長ズボンが望ましい。
トゲトゲ植物や種子の洗礼を浴びるので素肌ではきついのだ。

彼岸花を求めてピクニックエリアにやってきたが、野趣に溢れすぎて南国でハイビスカスを見ているような気分。
赤い色しか判別がつかない。


秋ヶ瀬公園はいたるところに蛇注意の看板が立っていたがピクニックエリアには蛇看板はない。
しかし油断は禁物だ。
ハクビシンとも遭遇した。
ここには何かいる。

ピクニックエリアと銘打ってるが、のんびり弁当食べたり語らったりするエリアではない。
バードウォッチャご用達の入り組んだゾーンである。
湿地や沼に囲まれ、腰を下ろすところはない。

入るのはいいのだが、早く出たくてたまらない。
体は種子だらけになる。
脱出したときの爽快感よ。

ピクニックエリア内部に彼岸花の群生地はない。
早々にテニス場横の群生地エリアに移動して花を楽しむ。
各公園ごとに彼岸花の季節に早い遅いがある。
同じ日でも桜草公園の彼岸花はちょうど満開だったが秋ヶ瀬公園の彼岸花はもう終わりかけだった。

夕日の名スポット、秋ヶ瀬公園に落ちる夕日である。
11月の秋草と田圃が共によく映えている。

この景観美に地元民は飽きてしまっているらしくて誰も写真に撮らない。
勿体ない。

11月の時刻は16時頃。
落陽が早い時間帯で社会人が拝めるタイミングは土日ぐらい。
冬景色になるまであと三週間ぐらいあるのでぜひ挑戦してみて欲しい。


天気が良ければ富士山と夕日を激写できるスポットもある。
根気よく探せばきっと見つかる。

秋ヶ瀬公園と言えば名前の通りに本領発揮は秋である。
繁茂して入れなかった草藪も除草完了。
園内は紅葉が始まった。
とても美しい季節がやってきた。


■概要

2020/11/06。
立冬前日である。
暦の上では最後の秋の日に除草が完了した。
10月中は草藪で立ち入ることができなかったゾーンが祝解禁となった。
除草当日に行ってきた。
21-5時間は立ち入り禁止。


■感想

幻想的な見た目の美しさに反してとても野性的な公園である。

園内のいたるところに「マムシ注意」「ヤマカガシ注意」の立て札が掲げられている。
（おそらくは犠牲者が数多く出ているのであろう。）

景観を目当てに除草したばかりの元草藪に分け入ると数種類のひっつき虫の大歓迎を受けた。
（ペット犬を連れて行くと悲劇が起こる。要注意。）

どこから飛んできて根付いたのか、
バラ近縁種と思われるとげとげのツル茎も服や肌に刺さる。
いだだだ。

飢えたやぶ蚊もとても多い。
スズメ蜂注意の立て札もある。

要所要所の美観はムーミンパークに負けないが、
草藪に足を踏み入れたら危険のパラダイスでもあるのだ。
埼玉のお手軽な野生がここにある。
人生に野生が足りない人には是非おすすめ。


■散策

うろうろと五時間以上の散策が可能。
園内はバードウォッチングの大砲型デジイチを抱えた人が多く、
野鳥を待ちわびてポイント占拠されている場所もある。
（平日は98％バードウォッチャー。
残り2％はデイキャンプか子供を遊ばせに来た近隣住民。
こんなやぶ蚊だらけの場所によく固持できるものだ。
立ち止まると食われる。）
鳥目的の人ばかり。


■西洋庭園ってこれはゴルフ場の景観ではないだろうか

有料BBQ場（西洋庭園）以外で違法BBQする客が大量発生しており、
公園が激オコのマジオコでキレ散らかしている。

公園の法を守らないものはしょっぴかれる。
一度その現場を見てみたいとワクワクの場んでっとさんは強く願っている。
スマホ片手にいつでも通報する心の準備は万端である。

土日は施設開放で場所と機材レンタル一人当たり諸費用1500円程でBBQ場が利用できる。
食材は持ち込み。
8人以上でないとBBQ受付してくれない。

ちょうど訪れたのが金曜日だったので土曜日の準備のトラックが搬入作業をしていた。
しかし予約はいつでも空いてる。
多摩川のBBQ難民（多摩川はBBQ停止中）がここに流れてきたらいいのになあ、と場んでっとさんは願望している。


■広々とした駐車場。79号線から入る時は見落とししやすい出入口。

西浦和駅から約１㎞の立地だがほとんどの人は自家用車か自転車で遊びに来ているようだ。
広い駐車場では営業車がランチしたㇼお昼寝している。

24時間開放ではなく、なぜか21時-5時の間は閉鎖される。
恐らくは野宿やキャンプ地代わりにされるのを防止するためであろう。
しかし、この鬱蒼とした場所に21時までいるって胆力ないと無理ではないだろうか。
犯罪への巻き込まれ待ったなしの鬱蒼とした場所である。
行けば分かるが、安全は保障できない。
ついでに心霊スポットでもある。


■鳥鳥鳥

野鳥の楽園であり、園内からずっと鳥の鳴き声がする。
（湖（ほんとは池）のカモには警戒されている。
おそらくは捕獲されそうになった経験があるのだろう。
人間の気配がするとすいーっと逃げていく。）

無法者が餌付けしたりスピーカーで鳥寄せしたりと生態系に影響を与えようとした過去がある。
これは看過できないと、鳥を守る会の人たちがオコである。

野鳥の楽園にまで無粋な掲示をする羽目になっている。


■とても美しい

埼玉の野生に挑んでなお心が満たされる美しさ。
行く価値は十分にある。

ただ、虫と蛇が出るので初めはソロから始めたほうがいいだろう。
同行者から文句を言われても仕方がない環境でもあるのだ。

秋ヶ瀬公園、そこはかつてアザラシのタマちゃんが目撃された秋ヶ瀬橋近くの公園である。
毎年9月下旬から10月上旬は秋ヶ瀬公園近辺は彼岸花の最盛期である。
見ごろは2020年は10月第一週がリミットかもしれない。

■概要
荒川沿いに所在。
入り口がとても分かりにくい。
道は桜草公園とも繋がっている。
入園する場合はとにかく高架橋から地上に降りる道を探して突進するしかない。
うおおおおおお。

■感想
今回の行程の目的は彼岸花である。
巾着田の彼岸花が三密回避を目的に全伐採という憂き目にあってしまった。
しかし嘆いてばかりもいられない。
名所、秋ヶ瀬公園があるではないか。
行ってきた。


園内はおよそ野生化しつつある樹林である。
荒川近くの入り口のバードサンクチュアリは鳥の鳴き声がうるさいぐらい。
道も凸凹している。足元危険。夜道は注意。
19時まで開園しているが、その頃は真っ暗だろうから15時ぐらいには撤退準備をしたい（17時はあっという間だ。真っ暗で蛇に噛まれたくない）。

針葉樹林や池などを擁し、気軽にハイキングできる好環境。
ただし駅から遠いという難点がある。
一万歩はあっという間に達成できるのでウォーキングにはおすすめ。

荒川沿いに秋ヶ瀬公園を歩くと遠くに通称「ロケット」が望める。
正体は「テレビ埼玉・浦和テレビ送信所」。
あの有名な埼玉の奇祭、埼玉政財界人チャリティ歌謡祭を発信している電波塔である。
秋ヶ瀬公園に行くならぜひ拝んでおこう。

また近くの秋ヶ瀬橋はアザラシのタマちゃんで有名になった橋である。
体力と精神に余裕があれば史跡代わりに訪れるのも良いだろう。

園内にも彼岸花は生えているが、おすすめは荒川沿いの彼岸花ロードである。
一本道の両脇に彼岸花がわっさわっさ生えている。
荒川から秋ヶ瀬公園を望むと田園と樹林が映えて一気に里山感が増す。
（山ではなく川近くではあるが、そんな雰囲気に溢れている）。

一日があっという間に過ぎていく。