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お地蔵様を1本百円の縄で縛ると願いが叶うという。
願いが叶うと解くシステム。
どれが自分の縄か分からないほどに沢山の縄でぐるぐる巻き。
圧倒的な緊縛にややサイコパス味を感じる。
これが宗教の力。
ぜひ肉眼でこの迫力を味わってほしい。
■概要
24時間営業ではない。
門の前で開門を待った。
9時-16時営業のホワイト寺であった。
門の開閉は併設のカフェーの店員がやってる。
寺の植物の水やりもカフェー店員がやってる。
ホースの水でじょぼぼぼぼぼぼ。
運が良ければダイナミック水やりが見れる。
縄跳びで鍛えたような腕で蛇みたいにうにょうにょ。
■感想
年末に縄を解かれて年始からまた0スタートで縄を巻かれるそうである。
初詣客にぐるぐるされるので、素っ裸の本体を拝めるのは1/31オンリーだそうだ。
あまりにグルグル巻きにされるので折を見て縄は勝手に解かれているらしいのだが、それで願いが叶うかどうかはよく分からない。
かなうんじゃないかな、たぶん。
お地蔵さまだけでなく達磨さんや石まで縛られている。
住職はしばっちゃうおじさんのようだ。
敷地内に「見ざる聞かざる言わざる」がいるのは意味深。
いったいこの寺で何が行われているのだろうか。
それを確かめるべく、場んでっとさんは場内を散策した。
●けっこうでかい藤棚がある
この藤棚の近くに水子地蔵と供養場がある。
しばられ地蔵ばかり見てて気づかなかったが墓場が裏側にある。
とりあえず水子さんたちににぎやかしにきたと挨拶する。
さらに藤棚の横には親子っぽい出世牛の石像がある。
この出世牛は人が乗りすぎて摩耗して豚のような見た目になっている。
場んでっとさんもまたがってみた。
縛ってみたりまたがってみたり、プレイを連想させる。
感慨深い。
●水琴窟
水のちょろちょろする音を聞く例のあれである。
耳を澄ませて大地に流れ込むもののあはれを聞きこむ。
雅である。
●カフェ
感染対策ばっちり。
茶を飲ませるより絵馬やおみくじ等の売店要素が強い。
客がいなくてもへっちゃら、って感じでのんびり営業している。
一周どんなに頑張っても30分ぐらい。
本来はおしゃべりついでにのんびり一時間ぐらい時間を稼げる場所だろう。
人間物理距離と高速参拝が推奨されているので本気を出せば5分で回れる。
宗教地というより現代美術よりの景観美がある。
「きみはここで何を感じた!?どうだった!?」とメッセージを投げかけてくる。
場んでっとさんは通算二回ほどここを訪れることになるのだが、「縛られて可哀想だった!」という初期の感想を抱き続けている。
お地蔵さんが苦難を受け止めるイエスキリストのようである。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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