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願行寺【文京区】の口コミ一覧

2件の口コミのうち、1件目から2件目を表示しています。
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場んでっとさんのクチコミ
2024年01月27日に投稿されました。
周辺の様子
山門
出世不動尊を祀る
本殿ででーん
富士講の碑。頭が富士山の形してる
梅が満開である
仏像安置してるけど中見えない。徳川の紋がついてる。
おびんずる様。この寺は子供がときどき遊んでる。
2024年01月末、都内で梅が咲いたという。
梅が綺麗な根津神社に行ってもまだまだ。
散歩がてらに訪れた願行寺はもう満開だった。
各所でやや差があるものの2024年の観梅は時期が早いみたい。

■概要

品川にも同じ名前の願行寺がある。
そこの開山者の孫弟子が近くに新願行寺というnewジェネレーション寺を開山するも火災や火災や火災に見舞われて何度も焼き寺されてしまう。

そのたびに引っ越してたら文京区にたどりついた。
文京区では短縮されてただの「願行寺」と呼ばれて「もうこれでいいよ」と開き直って「新」を取り外した。

シン・願行寺にはなれなかった。

おかげで東京都には同じ名前の願行寺がふたつあるのだ。
ややこしや。

■感想

2024年に富士山登山が仮決定。
予定は何も決まってない。
先達である富士講の碑に挨拶でもしようかと立ち寄ったら梅が満開だった。
今年は早い。
連日暖かい日々が続き桜が咲くのも早そうだ。

近くまで来ることは何度もあるのだが、行くたびに三輪車に乗った幼子と保護者が遊んでるので遠慮していた。

今日は誰もいなかったのでお邪魔したが、今まで見過ごしていたおびんずる様を発見。
おびんずる様の後ろには仏像が安置されている。
この安置所、徳川の紋がついてる。

なんでかなー、とその場で調べたら品川本家の願行寺が徳川からかなり大きな土地をもらってた由縁があるんだそうだ。
その後火災や政治で土地は縮小してこぢんまり。
徳川の紋は昔の名残らしい。

地方に住んでると徳川がどんだけ凄いのか分からないけど都内に住んでると徳川ビレッジや徳川の紋や地主の威光なんかで「徳川すんげー金持ち!」と理解できる。
徳川すんげー。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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場んでっとさんのクチコミ
2020年06月02日に投稿されました。
文化財は一般公開されてない
住職のありがたい言葉
富士講の歴史を示す案内板
たぶんこっちに文化財は収納されてる
出世不動尊である。
石仏だらけ
公園代わりに近所の幼児が遊んでる
お花の季節
願行寺は建立から大体530年ぐらい。
古くて文化財があるだけのありふれた寺であるのだが、
特筆すべきはその所在地にある。

づらづら書いていく。
東京大学には全国できっと誰もが「あの人か!」と知っているであろう有名教師が二人いる。
一人、渋谷ハチ公銅像の飼い主(名前は知らなくてもハチ公を知らぬ者はほぼいないだろう。
飼い主は農学部で教えていた教授。)。
一人、夏目漱石(留学から帰ってきて母校の東大に勤務。
勤務地徒歩圏に住居を構えた。めちゃ近い。)。


後者の夏目漱石は著書の「坊ちゃん」で東京大学やその地域周辺のことを書いている。
根津神社やS字坂も夏目漱石著書所縁ということで説明書きが残っている。
文京区の町おこしに結構利用されているのだ。


根津神社を出て、S字坂を上って、東大のイチョウを見ながら道なりに進むと願行寺は現れる。

この近辺はわりと時代遅れで5年ぐらい前までは昭和後期の風景があちこちにあった。
しかし、令和に入るか入らないかになってから工事や建て替えが入って近代化の波に洗われ始めた。

この願行寺は建て替えがあっても恐らくは100年前と景色が変わらないのではないか?風情がひしひしと伝わってくる古さがある。
ちなみに夏目漱石の時代は150年前。
ズレは50年もあり、当時の雰囲気とはまた別ものであろうが「ハチ公の飼い主もきっと来た。夏目漱石もきっと来た」と聖地巡りの一環におすすめ。
(場んでっとさん的にはお気に入りの疑似富士山登山の「富士講」関連の神社なのだよん。
もうね、ここにお参りしただけで富士山登山を達成したも同然。
心の中で富士登山スタンプが加算されるのだ。)

文化財は大事にしまいこまれているので一般参拝客は簡単には拝めない。
住職がなかなかに俗な価値観をお持ちで場んでっとさんはとても好んでいる。
ボケと突っ込みをよく分かっていらっしゃる。


(西教寺という寺が連続しているのでついでに参詣していくといいだろう。赤門が特徴。2020年6月めっちゃ工事中。)


追記)
超おすすめなのが、実はこの願行事寺の隣で営業している宿泊所「更新館」である。
「新規客は来るな」と言わんばかりにネット上では情報がない。
外見は「レトロ」と言われるだけあって、めちゃ古い。

下宿屋を改造して戦後数年から営業しており、
あまりの古さに営業が訝しいのだが、東京大学関係者が利用しているらしい。
静かな客は歓迎するらしいが騒がしい客にはつれない態度。

古さと安さが自慢でリピーターには高評価らしい。
低評価者でも「安い」という美点だけは強調されているちょっと良いお宿。
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