3件の口コミのうち、1件目から3件目を表示しています。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
39名が参考になると回答しています
2024年の元旦は暖かかった。
まるで春のよう。
おかげで荒川の橋の上から初日の出を見る人たちも例年よりちょっと多かった気がする。
■概要
江戸時代に富士山にいけなかった庶民たちが冨士塚を築き、富士山に見立て参詣していた。
正月、富士山に見立てて初詣してる人たちがいて昔も今も富士塚は愛されているのを実感した。
■感想
荒川の土手は初日の出スポットである。
富士山も拝める。
毎年、荒川に掛かる橋や土手では初日の出を拝む人たちがいる。
太陽や山を拝む信仰があるのである。
しかし荒川の橋の上は遠くて寒い。
北風ぴゅーぴゅーである。
お富士さんのお祭りが終わった後、運動会テントが撤去されただろうと富士塚にやってくると出入口が厳重に封鎖されていた。
もう登れない。
外からぐるぐる見て回るぐらいだ。
正月になって荒川の橋の上から初日の出を見て、ついでに立ち寄ったら登山口が解放、地元民らしい人らが何人かお参りしていた。
さすが富士山。
信仰と敬愛の対象。
一月一日の元旦からすでに参られている。
立て直しで生まれ変わって貧相な見た目になってしまったが、人々に愛される立派な富士塚であることは変わりない。
今も昔も、荒川の橋まで行けない人たちの想いを受け止めている。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
25名が参考になると回答しています
2023年の冨士講のために急ピッチで完成にこぎつけたと噂を聞きつけた。
都内最大の富士講の祭典、十条のお冨士さん、行ってきた。
■概要
都内七冨士巡りの1つ、十条冨士。
愛称はお冨士さん(ふじやま?と敬称さんを掛けている?)。
6/30と7/1は山開きにちなんで大規模な縁日(屋台多数、近隣商店街の総菜屋なども巻き込む)が開催される。
事件事故対策に警察が多数出動し、有事に備えて地域の消防団も待機している。
富士塚より屋台が大人気、地域の経済活性化に一役買っているお祭りだ。
■感想
●厳重な警備
警察がたくさんいて、すわ、事件か事故か!?
と驚いたが事件事故防止のために待機してくれてるらしい。
お富士山の縁日はJR線をまたいで続く。
特別にJR職員も多数出動して事故防止のために通行整理していた。
なんと民間の消防団員まで火事や爆発に備えて待機してくれている。
「こんな大規模なん?」
と二重三重で驚いた。
●熱気が違う
わー、子供ばっかり。
放課後の子供たちで溢れかえっていた。
前線の影響で雨風もあるというのに、屋台で買った飲食物が濡れても構わず、傘さしてでも飲み食いしている。
雨さーさー。
片手にイカ、片手にジュース。
がじがじがじ。
なんて逞しいんだろう。
今や新橋の酔っぱらいでもこんな素敵な飲み食い歩きしない。
風雨ごときに怯まない姿がかっこよかった。
感動した。
大きさの規模は各所の酉の日縁日の方が凄いけど、熱気が違う。
買って、食べて、飲んで、遊んで、生命力を感じる。
行きかう人々が知人を見つけては挨拶してまわる社交場。
人と人の関りがなんと濃厚なことか。
十条のお富士さんが別格の縁日だというのを実感できた。
立食パーティーかな。
●富士塚
富士塚よりも屋台が目当ての人が圧倒的に多い。
新造された富士塚はガラガラ。
登るのにかなり余裕がある。
ほら貝もって吹くような天狗の格好したおっちゃんがいた。
ときどき、なんか笛みたいなのを吹いてる。
たぶん、あの人が富士講の人だろう。
火をバチバチ焚いて雨にも負けない。
登山口は整備前の雰囲気を残しているが、下山口は鉄筋コンクリートのビルっぽくてだいぶ変わってしまっていた。
以前は道路ぎりぎりに建っていて円錐の富士山みたいだったが、新生富士塚は広場が出来てコンクリビルみたいになって、なんか前とは雰囲気がだいぶ違う。
(前の方がかっこよかった。)
十条にシンボルが戻ってきたので来年もまた盛り上がったお富士さんが展開されるだろう。
お帰り、お富士さん。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
84名が参考になると回答しています
過去に二回富士山に登ったがいずれも9合目で挫折した。
もっとチョロいのがいい。
酸欠も火山灰もないところがいい。
というわけでボチボチ富士塚をお参りする「お富士さん」を継続することにした。
10分ぐらいで登頂成功、達成感を得られる山登りへGOである。
江戸七富士のひとつ、十条冨士塚。
十条冨士塚への登山は緊急を要する。
なんでも土地開発で富士塚は改造されてしまうらしい。
信仰と畏敬の対象である疑似富士山に手を出すとは恐れ多いことである。
個人の力ではどうにもならないので原型が残っているうちに出掛けることにしたのであった。
■訪問その1
下調べで深夜に訪問。
意外と人気があるようで自転車での訪問客が数人いる。
階段に手すりが完備されていることを確認。
登山というより昇降に近いのだが、見た目が異様。
「なんだこりゃ」と口に出るレベル。
死の山富士山らしく、岩岩岩。
植物がなぜか南国ちっくに芭蕉系が配置され、いかにも土着信仰ぽい何かがある。
夜は近づかない方がいい。
いやだと本能が言っている。
上らず退散。
■れっつとらーい
昼間に再挑戦。
東十条駅側から上ると一目でわかるけど、
十条富士塚付近だけが開発から取り残されている。
やっぱ宗教系だわ。
芭蕉だけかと思ったけどもっさもっさと植物が繁茂してる。
太陽の下では禍々しさが減るが、
赤文字の書かれた石碑がぼこぼこ立っている。
「墓石みたいじゃん」
ちょっとぶるっちゃう。
これを上るのか。
お祭り時期には老若男女がこぞって上るらしいが単独登山はぶるっちゃうよべいべ。
太陽の下でならば難なく頂点に登頂。
その時間、わずか1分強。
やったぞ!!!制覇したぞ!!
富士山登山に成功したぞ!!!
とりあえず達成感を得たが、さっさと下りたい。
ぺこぺこお辞儀してその場から立ち去った。
長居は無用だ。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
3件の口コミのうち、1件目から3件目を表示しています。