1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
134名が参考になると回答しています
9月だというのに猛暑が続く。涼を求めて滝へ行く。
行き先は和歌山県かつらぎ町。国道170号から国道480号に入って長いトンネルをくぐって行く。鍋谷トンネルを出てしばらく走ると右に入る道がある。これを進んで2キロちょっとくらいで駐車場に到着。
しかし、簡単には行けなかった。大阪側から走ると案内板が無いように思えた。道の駅「くしがきの里」まで行って・・・あれ??通り過ぎた??
折り返して走ったら小さな看板で「文蔵の滝」の案内があった。
駐車場から徒歩3分の看板があった。先客が下りてきたので聞く。
「本当に3分ですか?」
「ゆっくりでも5分くらいです」という返事をもらって元気が出た。
ところが、いきなり急な階段で息が上がる。階段の後はなだらかなスロープ。そして急に暗くなり気温も一気に下がる。
鳥居や、修行の場であることを示す看板がある。
鳥居の横から冷たい川に入いる。川の中を通らないと滝の全貌を見ることが出来ない。
この滝は洞窟の中にある。
冷たい!!! 急に血圧が上がって倒れるのではないかと心配になるほどの冷たさ!!
歩くにつれて水深が深くなる。当初は踝程度の深さかと舐めてかかっていた。
途中からズボンの裾をどんどんおりあげる。
男の膝上20センチという、誰も見たくない姿となって頑張る。
急な流れに足をとられながら、石や岩に手をつきながら、わずか3メートルほどを必死に進むと神秘的な滝が落ちる洞窟となっていた。
凄い!!!!!!!
轟々と音をたてながら、丸い空間から勢いよく流れる滝。なんでこんな形になったのかと不思議に思いながら滝を眺める。
水飛沫で身体が濡れる。しかし、そんなことは気にならないほどの素晴らしい滝。
本来なら、ここで祈りを奉げる場所なのであろうが、水の冷たさと勢いに立っているだけで精いっぱい! ガラホで写真を撮るだけが精いっぱいだった。
今日は特別水量が多かったのだろうか・・・。
帰り道も、しばらく足が冷えてたまらなかったが、思い出に残る滝の一つだった。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。