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那須町の「蓑沢」地区は、綺麗な空気の下、綺麗な小川が流れる昔ながらの長閑な里山風景を残した農村地帯です。
そんな蓑沢地区は「関東ふれあいの道」が整備されており、秋は黄金色に染まった水田が広がる中を、のんびり歩きたくなる場所で、私の好きな場所のひとつです。
彼岸の頃になると、蓑沢地区の水田の畔には、かなりの数の彼岸花が咲きみだれ、それだけでも心癒される里山風景ですが、その中でも特に花の数が多く(約6万本とか・・。)美しく整備されているのが「蓑沢彼岸花群生地」で、駐車場や簡易トイレ、またバリアフリー化した遊歩道やベンチも設置されているので、座りながらヒガンバナを心ゆくまで愛でる事が出来ます。
段丘(棚田状)の休耕田を利用した彼岸花群生地なので、段々にヒガンバナが咲いており、またその中を用水路の小川が流れ、それがより一層ヒガンバナを引き立てている感じがしました。
燦々とヒガンバナや稲を照らす太陽は清々しく、空気もきれいなので、まるで桃源郷に来た様な感じもします。
滝状になった用水路の下でくつろいでいると、滝の上の遊歩道に、嫁さんがヒガンバナに魅せられていたので、その姿をパチリ。
それぞれにヒガンバナを愛でてらっしゃる観光客のみなさんも、青空の下のヒガンバナと小川のせせらぎに癒されながら、
「これぞ里山的な風景!!!」
を堪能してらっしゃる事でしょう。
またヒガンバナの中に、道祖神や馬頭観音などの石仏が沢山あるので、そのお顔を眺めるのも一興です。
楕円状に遊歩道が南北300m位整備されてるので、まずまずの広さを散策できる群生地で、「とちぎのふるさと田園風景100選」に認定されていますが、午前中は思ったより観光客が少なく感じました。
最近になって名が知れてきた、マダ穴場的な観光地だと思いますが、ユックリマッタリ散策できるのは、今の内???だけかもしれません!!!!
嫁さんが
「なんでヒガンバナは田んぼの畦やお墓に多く植えられてるのかしら?」
と聞いてきました。
・ヒガンバナは球根に毒があるので、ミミズが寄ってこない。
・ミミズが寄ってこないと、ミミズを食べるために、穴をあけるモグラやネズミが寄ってこない。
・モグラやネズミが寄ってこないので、田んぼの畦に穴が開けられる事が無い。昔の土葬されたお墓がネズミなどに荒らされない・・・・。
そう言った意味で、人が特に畦やお墓に植えたのがヒガンバナである・・。
と言う事を聞いた事がありますが、定かではありませんが・・・。
どんなに大雨や干ばつ、冷夏や猛暑でも、天候に大きく左右されることなく彼岸に咲くヒガンバナは、サクラ等と違い、満開時に合わせて愛でに行きやすい花ですので、参考にして頂けたらと思います。
○アクセス〜
・JR東北本線黒磯駅から町営バス「簑沢」「美野沢小前」下車
・ナビは県道76号線「美野沢小学校」検索
・彼岸花鑑賞会時は、振る舞いおでんやお餅があるそうです
・付近にコンビニなどの売店はありません
・駐車場や入園料は無料です
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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