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紫香楽宮跡を観光するときに、おすすめしたい順序があります(^_^)それはまず最初に、町内にある遺跡群調査事務所で20分ほどのDVDを観て、点在する遺跡の位置や役割などを多少なりとも把握してから現地に赴くこと!…これを見ずに遺跡に行っても、山の中にただ点々と残る石を見て『ふ〜ん』で終わってしまいます(笑)
奈良時代に聖武天皇が、国に病気などの災いが続いたことを理由に、京都の恭仁京、大阪の難波京、滋賀の紫香楽宮…と次々に遷都していったいきさつ。発見のエピソード…田んぼからでてきた短い柱を何年間か盆栽を置く台に利用していた住民が、古くなってきたのでそろそろ割って燃料にしちゃえと思いながらもちょっと報告したところ、古代の宮殿跡と判明したとのこと。さらには、 当時の都市計画の図面(天皇の住む宮殿と、山の上の寺院。その2つが主な構造物)…こんなことを頭の片隅にインプット。
なにしろ宮殿の方は調査後に埋められて元の田んぼに戻っていますし(一部は公民館の敷地になっているので立ち入り可能です)、寺院跡のほうも山中に平らな土台石が点々と残るだけ…。
でも後から再現の手が加えられていない、廃れたままの石だからこそ伝えてくれるリアルさがあると感じました。
きれいに並んだ石を眺めていると、それぞれの上に柱が立って立派な建物を支えていた1000年以上前の昔が目に浮かびました。
《紫香楽宮跡関連遺跡群 調査事務所》
休館日 土日祝日 年末年始
無料
HPでは見学は要予約となっています。開館時間内ならいつでも自由に見せてもらえるようですが、ごく小さな事務所で人数も少ないので、連絡してから行ったほうが確実そうです。
《アクセス》
新名神高速道路 信楽ICより 5分
事務所から宮殿跡(公民館)…車で1分ほど
そこから寺院跡(内裏野地区)…車で5分ほど
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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