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支倉常長は伊達政宗の命をうけ、サン・ファン・ヴァウティスタ号という木造船でスペインやローマに渡った人物です。
日の光も遮られてる山中になぜメモリアルパークが造られたのか不思議に思いましたが、実はこの場所はヨーロッパから帰ってきた常長を死んだことにして人目にふれないように隠し余生を過ごさせた場所だとか。その期間は84歳で亡くなるまでの30年間だったそうです。
この公園の入り口に立つ支倉常長像から続く一本道の終点には彼のお墓が立っています。この日は2月の大雪の影響もあり、人ひとり歩けるくらい除雪されてる状態でした。
途中にある常長の義弟の墓を常長のものと勘違いし戻ってしまいそうになりましたが、そこからさらに歩くと常長の墓にたどりつきました。
この墓も人に知られぬように代々秘密にされてきたそうです。
宮城県内には伊達政宗の家来にまつわる場所もいろいろありますが、帰朝後の支倉常長についてはこの場所に来て初めて知りました。
石巻市には彼が渡欧に使ったサン・ファン・ヴァウティスタ号の復元船がある宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)もありますので、そちらも見てもらいたいと思います。
歴史好きの方におすすめですよ。
このメモリアルパークにも暖かくなったらまた来てみたいと思います。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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