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大籠殉教記念クルス館の口コミ一覧(7〜8点)

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ジョン一郎さんのクチコミ
2014年11月24日に投稿されました。
309段の階段
カリヨン
カリヨンの影とクルス館
キリスト像
キリスト像
螺旋階段
2階テラスからの眺め
クルス館
岩手県一関市藤沢町大籠地区、宮城県境に位置するこの地域は江戸時代に厳しいキリシタン弾圧を受け多くの血が流れた場所です。

駐車場に車を停めまず向かうのは大籠キリシタン資料館のある「歴史の庭」。入場料を払い資料館に入ります。
ここでは展示物やビデオで大籠キリシタンの弾圧の歴史を学ぶことができます。クルス館に向かう前にしっかりと頭に入れておくことをおすすめします。

資料館を出てクルス館に向かいます。クルス館のみに行く場合料金はかかりません。

クルス館に向かう「歴史の道」は殉教者の数と同じ309段の階段を上るルートとキリストが処刑されるまでの様子を順に描いた「十字架の道行」の蛇行したルートがあります。
309段の階段は上に行くほど傾斜がきつくなり、休まずに上るには体力が必要。多少遠回りになりますが、遠藤周作などの碑を見ながら十字架の道行をゆっくりと上るのが良いと思います。

カリヨンが見えてくると「歴史の丘」に到着。ここに建つのが大籠殉教記念クルス館です。歴史の丘にはローマ教皇のメッセージ碑もあり、周囲の山々を見下ろすこの場所は天空の教会といった感じでした。

クルス館の重い鉄の扉を開け入ります。中は照明も点けられておらず薄暗くなってました。コンクリートで囲まれた空間は涼しく静かです。

ここでは岩手を代表する彫刻家 舟越保武氏の作品「十字架上のイエス・キリスト」、「聖クララ」、「聖マリア・マグダレナ」の三つを見ることができます。とくに自然採光のみで照らされたキリスト像はとても美しく見えます。
クルス館の設計や十字架の道行も舟越氏の作品でもあります。

螺旋階段をのぼると二階のテラスや最上階に行くことができます。最上階には自由に鳴らせる鐘があったらしいのですが今は無くなってました。

キリスト教徒の方はもちろん、そうじゃない方(私もキリスト教徒ではありません)も芸術鑑賞や歴史を学びに訪れてみるのはいかがでしょう。
階段はちょっときついですが、クルス館ではそれに見合う感動を味わえると思います。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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