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日本最東端「納沙布(のさっぷ)岬」。
根室市街を抜けると、15kmばかり草原の中の道を走りますが、その草原の先にあるのが納沙布岬です。
ひろ〜いひろ〜〜い大地の上に、無料駐車場と数件の土産物屋や民宿、四島(択捉島・国後島・歯舞諸島・色丹島)のかけはしモニュメント、北方館、望郷の家、望郷の塔などの観光施設があるだけの、素寒貧とした場所の先に、白い納沙布岬灯台があります。
納沙布岬は”さいはて感”抜群の岬で、
「はるばる来たぜ・・・。」
と思わずにいられない場所であると同時に、何とも言えない気分になります。
納沙布岬からは、北方領土の一つ「貝殻島」が見えます。
日本の領土でありながら、ロシアに占拠されている島で、わずか3,7km程の距離しかありません。
灯台や岬を観光した後は、北方資料館や望郷の家などの観光施設を見学できます。またその施設の二階には、無料で見る事が出来る望遠鏡(なんと太っ腹な)があるので、貝殻島にある民家?や、水晶島にある、ロシアの監視塔などが見えます。
納沙布岬と北方領土は、切っても切れない関係??なので、この機会に北方資料館や望郷の家で、北方領土について勉強されると良いかもしれません。
そんな納沙布岬が最も賑わうのが「1月1日」、元旦の初日の出の時で、初日の出ツアーの観光バスが数台来ていたのは驚きました。
一般観光客も多く、毎年2000人程の観光客が納沙布岬に集まるほどの人気スポットになります。
初日の出が昇る6:49頃の納沙布岬灯台付近は、大勢の観光客で溢れ、初日の出撮影どころではありませんが、場所を変え、灯台と観光客の間に昇ってくる初日の出を撮影する事が出来ました。
初日の出が昇る瞬間
「おお〜〜〜っっっ・・。」
と言う、ため息にも似た感嘆の声と、カメラのシャッター音が聞こえて来るようでした。
観光物産館には、無料配布のコーヒーが振舞われ、花咲ガニの鉄砲汁が、なんと1杯100円で販売されていました。
コレは美味しかった・・・。
※花咲ガニ〜根室地方で水揚げされるカニ。本州まで出荷されることは殆ど無い。
初日の出に限らず、納沙布岬は日の出を見るには抜群に素晴らしい場所です。
どこまでも澄み切った空気と、そんな空の中で見る日の出は、何度見ても素晴らしいです。
聞こえるのは波の音、カモメなどの声だけで、ココロの洗濯に抜群の場所です。
嫁さんも、余りにも素晴らしい日の出と景色に、思わず万歳するほどでしたが、夏至の6月20日頃は3:35に日が昇るので、参考に・・・。
納沙布岬付近の食堂でも、花咲ガニの定食やどんぶりは、格安でボリューム満点ですので、オススメです。
きっとその豪華さに驚かされると思います。
納沙布岬は、JR根室本線の根室駅から定期バスで45分。片道1000円余りかかる場所にありますが(往復割引あり)、ぜひ最果ての旅情を感じにお出かけください。
また、納沙布岬に行く途中には、迫力ある断崖絶壁の岬が沢山あるので、岬巡りもオススメです。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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行こうと思ってましたが、まだ夜中なのでは???