恵庭岳の口コミ一覧（７〜８点）

　山男な親子に誘っていただき、「なぜ山男はそこに山があるから登るのか」常々疑問に思っていた超ビギナーな私と親友は、これも良い経験になるだろうとホイホイ付いて行きました。
　静かな森の中には私が心惹かれてやまない山野草がいっぱい！楚々としたツバメオモトに可愛いサンカヨウ、愛らしいミヤマハンショウヅル…それなりの心構えはしていたつもりでしたが、最初からテンション高めだったのが災いし、早くも３合目あたりで既に「山をナメたらアカンぜよ」状態に。　木の数が減り始め、もはや周りを見て楽しむ余裕など消え失せた頃、急勾配を登るためのガイド用ロープが登場。道はゴツゴツと険しさを増し、ひたすら足元だけを見て登ること数時間。ベテラン山男らになだめすかされ、ヘトヘトになりながらもどうにか７合目見晴台までやって来ました。眼下には青い支笏湖。見上げれば、あんなに遠かった岩塔がすぐそこに…（←勘違い）。
　休憩を終え、さらに上へ。ついに荒々しい岩塔に差し掛かるころ、ターコイズにきらめく宝石の如く、静かに水を湛えたオコタンペ湖が見えました！この時だけは疲れも忘れ、自然が作り出す美しさにただただ感動。
　しかし最後の難関に来て…ナンデスカこれは？ほぼ垂直の岩壁の上に打ち込まれたチェーンが目の前に垂れてるんですけど？まさか、コレにしがみついて登れと…
「ファイトー！一発！」を地で行くとは。無我夢中で登り切ったそこはついに頂上。ヤッター…といいたいところでしたが、霧が出てしまい、見晴らし悪し！ウーン残念！
　むさぼるようにお昼のお弁当を食べ、仮眠し、あとはどうやって下山したのか覚えていません（笑）。
　現在は落石のため８合目より上は上ることが禁止されているそうですね。貴重な経験をしました。当時は「もうこりごり！」と思っていましたけど、思い返すとなぜか全行程が懐かしく、もう一度登ってみたい今日この頃です。そこに山があるからかな？

「今度登りに行くんだけど一緒に行ってみる？上から見るオコタンペ湖が本当に綺麗なんだ」…山男な親子に誘っていただき、「なぜ山男はそこに山があるから登るのか」常々疑問に思っていた超ビギナーな私と親友は、これも良い経験になるだろうとホイホイ付いて行きました。
　それなりの心構えはしていたつもりでしたが、「わあ綺麗な沢！わあ可愛いお花！」と最初からテンション高めだったのが災いし、３合目あたりで既に「山をナメたらアカンぜよ」状態に。さらに道はゴツゴツと険しさを増し、急勾配を登るためのガイド用ロープが登場。ウ・ソ・ダ・ロ…。もはや周りを見て楽しむ余裕は消え失せ、ひたすら足元だけを見て登ること２時間。ベテラン山男らのなだめすかしにより、ヘトヘトになりながらもどうにか７合目見晴台までやって来ました。もういいよ、ここで帰りたい、ああ、水が美味しい。ポッ○−が旨い。山男達よ、一体これのどこが楽しいんだ！？
　休憩を終え、さらに上へ。登れば登るほど脳内にこだまするスローガン「登ったら帰れる！」。
ついに荒々しい岩塔に差し掛かるころ、ひっそりとターコイズにきらめく宝石のようなオコタンペ湖が見え、この時ばかりは一瞬疲れを忘れました。
　しかし…ナンデスカこれは？ほぼ垂直の岩壁の上に打ち込まれたロープ、じゃなくてチェーンが垂れてるんですけど？まさか、コレにしがみついて登れ、と？
スローガンが功を相し、無我夢中で登り切ったそこはついに頂上。
　ヤッター…といいたいところでしたが、霧が出てしまい、見晴らし悪し！ウーン残念！
　むさぼるようにお昼のお弁当を食べ、仮眠し、あとはどうやって下山したのか覚えていません（笑）。
　現在は落石のため８合目より上は登山が禁止されているそうですね。貴重な経験をしました。当時は「もうこりごり！」と思っていましたけど、思い返すとなぜか全行程が懐かしく、もう一度登ってみたい今日この頃です。そこに山があるからなんでしょうね、やっぱり。