大浦天主堂の口コミ一覧

何度も前を通っておりますが、今回初めて拝観しました。
修学旅行でも入らなかったなぁ・・・
とか思いつつ受付へ。
そこでビックリ！
教会一つで入場料1000円(大人)
つい「えっ?!」って声が出てしまいました。
だって300～500円くらいかな？っと思ってたもの。
隣にあるグラバー園とセットで1000円のチケットかな？
とか考えちゃったけどやっぱり単体で1000円らしい。
てことはそれなりのものが?!
と期待を膨らませましたが、中に入ると普通の教会でした。
なんなら写真撮影禁止ってことが余計にこころに引っ掛かりを生んでくれました。
撮影した写真と言えば、受付のところから少しズームして撮った玄関先の写真と他4,5枚ほどです。
こう言っちゃなんですがかなりのがっかり度です。
そら修学旅行生も通り過ぎるはずですわ。

建物の歴史や宗教的意味合い、道徳心を考えたとしてもやはり見合ってないような・・・
次からは受付辺りから拝みます。

内部は厳かな雰囲気に包まれています。正面にある木は昔の写真では左右に２本あったのですが、今は１本しかありません。台風で倒れてしまったらしいです。昔のほうがシンメトリーでより美しかったのでしょうが、それでも一見の価値ありです。

豊臣秀吉、石田光成、徳川家康と、歴代の将軍が統治の為にキリシタンを迫害し、長崎では何人もの処刑が行われました。大浦天主堂は秀吉によって処刑された26人が、その後カトリック教会によって聖人とされた事を祈念して式典が行われました。長崎のシンボルとなった天守堂ですは、原爆投下の際にステンドグラスや屋根など大きな被害を受けた記録が残っていますが、その後美しく修復されています。長崎の人と苦しみを乗り越えてきた心の拠り所です。

長崎市内から車で行きました。思ってた以上に遠かったです。その分、人も少なくてとても荘厳な教会でした。ステンドグラスの美しさと静けさが、心を穏やかにしてくれます。外国の田舎町にいるような気分にさせてくれますよ。

路面電車を降り、てくてくと登り坂を歩いて向かいました。
ほどなく､大浦天主堂へ着くと、先客が記念撮影をされていたので､私も記念に１枚撮りましたが､全体をおさめるのにアングルがとりにくく、苦労しました。
堂内に入ると、ステンドグラスで彩られていて、それ自体も美しいですが、床にこぼれ落ちた光がさらに美しさを増していました。
ここに居る時は､どんな人も心清らかになれるのではないでしょうか。
なぜかしら､自然に涙が出てきました。
そんな特別な場所だと思います。是非､訪れてみて下さい。

中に入る時、脱帽と書かれているので、
行く時には、帽子スタイル以外をお勧めします（笑）
彼と行ったのですが、帽子を脱いで髪がぐしゃぐしゃのまま彼は入ることになりました（笑）

中は、古い教会で、ステンドグラスから差し込む光がとてもきれいでした。
油絵や銅像などの説明を音声でしてくれているので、
椅子に座りながら、説明を聞き、ゆっくりすごしました。
冷暖房はないようですが、私たちが行った時には、
椅子の両端に扇風機がありました。

天主堂の中だけでなく、天主堂を出たところからの眺めも長崎が一望できて素敵でした。
階段のところでみんな記念撮影をされていました。
なかなか、屋根の十字架まで全部入れて撮るのにはテクニックがいるようで、私たちも苦戦しましたが、
教会をバックに撮る写真もなかなかすてきでした。