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日本三大仇討の場である伊賀越鍵屋辻。そこに公園がある。
三大仇討ちとは何か知らないので調べてみたら、忠臣蔵、曽我兄弟の仇討、そしてここ荒木又右衛門の鍵屋の辻の決闘とのことだった。
どんな話かというと、1630年7月21日夜、19歳の備前藩士が同僚の17歳の藩士を殺害して逃走。
藩主が逃走先を探索した結果、江戸の直参旗本にかくまわれていたことが判明。身柄の引き渡しを求めたが、断られ事件は大名と旗本の対決となってしまった。
仇討免状を与えられた被害者の兄は、全国を逃げ回る仇を探していたが、奈良から江戸へ落ち延びようとしている情報を入手。
兄は、荒木又衛門(柳生十兵衛光厳の弟子で新陰流の使い手)の応援を得て、茶屋萬家で待ち伏せし、見事仇を取る。
無茶苦茶簡単な説明で恐縮至極。
しかし当時のスマホも無線も無い時代、仇の逃走経路に関する情報はどのように伝わったのであろうか?
そうか、ここは忍びの里 伊賀。この事件の裏には忍者の暗躍があり、それによって情報がもたらされたのではなかろうか・・・。
そんなわけで、この公園には伊賀越資料館というのもあって入館料は200円。資料館の裏には討ち取った仇の首を洗ったという「首洗いの池」があって何やら気色が悪い。
館内撮影禁止です。
静かで、うっそうとした感じの公園であるが、色々想像すると面白い。
公園の西側に無料駐車場がある。ただし、黄色い枠内は社会福祉関係車両のみなので注意したい。
注意しなかった私が、それに気づいたのは帰る時だった・・・。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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