長崎歴史文化博物館の口コミ一覧（５〜６点）

博物館というと、退屈なイメージを持っていた私でさえ、楽しめる博物館でした。
屏風の詳しい説明をしてくれる画面があるのですが、
普段、屏風を全体では見て、雰囲気は感じることができても、
細かい部分に目を向けることがなかった私には、
たいへんわかりやすく、おもしろかったです。
画面で、「ここに描かれてる人はこういう人なんだよ」って教えてもらった後に、実際に展示されている屏風をみると、「なるほど〜」と誰かに教えたくなってしまいました（笑）

その他にも、ツアーガイド風に屋敷の案内をしてくれるバーチャル映像や、
眼鏡をかけて３Ｄで奉行様の１年を映画で見たり、
飽きさせない工夫が随所にありました。
ただ、３Ｄは立ち見なので、いすがあればいいのにね、、、と思いました。

靴を脱いで、実際に上がることのできる奉行所もありました。
夏だったのですが、たまたま靴下はいていたので、
入ってみました（笑）
確かスリッパはいて入ったのですが、
はだしにスリッパ、しかも夏、はちょっと私個人で好きでなかったので（笑）
週末だけ行われているお白州は平日に行ったため、
見ることができなくて残念でした。
ただ、そこにいらっしゃった博物館の方が、
丁寧にお話をしてくださり、
貿易船から運んできたものについて、詳しく説明してくれました。
「本とかは思想の点から厳しくチェックが入ったのだよ」とか、
「奉行さんは、貿易船が入ると嬉しかったんだよ。なぜなら、これらのものを自分で買い取って売れば、稼ぎが増えるからね」とか、楽しいお話を聞けました。