徳川美術館の口コミ一覧（７〜８点）

尾張徳川家に伝わっている大名道具と呼ばれるものを展示している美術館です。他の徳川御三家、水戸や紀伊に伝わっていた物は、明治維新以降に散らばってしまったそうですが、尾張では早いうちから財団法人を立ち上げていたので守ってこられたとのこと、良かったです。

展示室を進むごとに、武具や刀→茶道の道具と茶室→書院飾り→能→奥方たちの身の回りのもの→源氏物語のフロアを見学していくことができます。

個人的には大名の奥方の作った凝った手芸作品や、三代将軍家光の娘で尾張に来た千代姫がお嫁入りに持ってきた「初音の調度」が印象的でした。国宝に選ばれるにふさわしい、繊細な作りはため息ものでした。

源氏物語絵巻は決まった時期にしか公開しないとのことで、このフロアは映像ブースや簡単な展示にとどまっています。

展示品はもちろん撮影禁止ですが、入館してすぐのところに撮影OKの甲冑があります。
ミュージアムショップの隣りにポストがあり、こちらで投函すると名古屋のスタンプを押して郵送してくれるとのことでした。

徳川園の隣りなので、日本庭園に関心があれば一緒に観光するのもいいかもしれません。

＊アクセス＊
JR大曾根駅から徒歩10分
観光バス　メーグル「徳川園」からすぐ

名古屋城、徳川園、徳川美術館の３か所を訪ねるのなら、３施設セットの券を購入するとリーズナブルです。

私が行った時は、残念ながら庭園は改修中で何も見られませんでした。
「源氏物語展」開催中で、ここに「源氏物語絵巻」の原画があるそうです。よく分からないけど「原画」幾年かって感じで凄いですよね。

江戸時代の婦人の身の回りの物や甲冑、刀剣類の展示がありました。

確かここで、徳川家康が6歳の時に書いた習字を見たんだと思います。（熱田神宮だったかも）幼いのに立派な字を書くのと、300年も残っていた事に感動しました。

尾張徳川の初代藩主は家康に「何が欲しい？」と訊かれて「物が欲しい」と言っただけあって、立派な物が沢山集まっていました。ちなみに紀州は領地、水戸は「天下が欲しい」と言ったとか。

年に一度公開される、「源氏物語絵巻」を見に行ってきました。あの有名な絵巻物を一度見たいと思っていたので、感激でした。隣接している徳川園もオススメです。入園は別料金でした。初め庭園を見た時は、狭く感じましたが回ってみると、小川が流れていたり、滝があったりて、造り込まれていたので十分楽しめました。

なんといっても手入れされた広大な庭がきれいです。庭だけでも見る価値があります。都会の中に緑がある、やすらぎの空間を醸し出しています。毎年春に開かれるひな人形展は昔のお姫様のもの皇室ゆかりの物があり、金持ちのおひな様をみるよい機会です。

毎年春に開催される雛人形展が一番のお勧めです。今とは趣の違うたくさんの雛段が展示されるので、江戸時代へタイムスリップしたかのように楽しめると思います。
庭園もきれいに整備されていて和の趣を楽しめるので、特に外国からのお客さんを案内するにはとてもお勧めな場所だと思います。

徳川幕府の時代や文化が好きな人にはたまらないスポットです！逆にいえば興味のない人には全く楽しくないかもしれませんが…。
毎年行われる雛人形の展示は本当に豪華で見事です！地元には毎年この展示には必ず行くという方もたくさんいらっしゃいます。