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裏手の本宮にはあんまり近づきたくない。本能がここは嫌だと強い拒否感がある。願い石も見たくないし末社にも近づきたくない。立派な本殿と狐穴のとこだけが清々しく感じる。
■概要
ここのお狐様はとても偉くて関東一円の狐たちに官位を授けるのだそうだ。
場んでっとさんは「生きてるうちに衣食住に困らないよう楽させてください。代わりに死後はこちらで働く」と祈ったことがある。
今のところ、少なくとも衣食住に困ってはいない。
死後どうなるかは分からない。
もしかしたら狐の官位が貰えるかと図々しくちょっぴり期待している。
■感想
SP500が爆上がりした2023年6月某日。
肉が食えるほどに小銭を儲けたので食事帰りについでに立ち寄ってみた。
運気が上がってるのが自分でも自覚がある。
今ならば、とうとう裏山に挑戦できる気がするのだ。
■裏山
本殿を右手に回ると本宮と階段があって裏山に上がれる。
名もなき高低差のある岩山だ。
ゴールは狐の穴。
近づくだけで抵抗感があり、数年間も無視し続けた山である。
登ってはいけない気持ちが強かった。
しかしずっと登ってみたかった。
憧れていたのだ。
SP500で赤字脱出したせいか、するっと登れた!!
Ωに勝った!抵抗に勝った!
喜びひとしおである。
こんな風景だったのかと山から見下ろす。
全然知らない王子稲荷だった。
標高20-30mぐらいかな。
■狐の穴
一番高いところにあっても幼稚園から子供の声が聞こえてくる。
稲荷は育児に霊験あらかたなんだっけ。
たくさんの陶器の小さい狐とお社があって下の本殿より清々しい。
下よりよっぽど過ごしやすい。
■願い石
願いはない。
挨拶して日常会話して帰るのがどこの神社でもルーチンとしている。
大人用と子供用でクッションまで用意されて恭しく可愛がられている。
ほのぼの。
しかし見たくない。
正視もしたくないのでチラチラ横目で見るだけ。
ものすごく、いや。
我慢大会になるので逃げるように去る。
■末社、摂社、本宮
裏山から下りてきたら本宮の前で真剣な面持ちでなんか唱えてる人が二人いた。
登るときにはいなかったのに。
横を通ったらぐるっと顔を向けられた。
「構わんでください!山に登りに来ただけです!」
と思ったが無言を突き通した。
格式ある寺社仏閣に行くとぶつぶつぶつ祈ってる人がいる。
神様に長く祈るほどの大望など、追い詰められた人間の行いだ。
大体は治りにくい病気とかケガだ。
並んで祈って夫婦のようだったから、もしかしたら子供の回復を祈ってたのかもしれない。
秩父以外でこんなに真剣に祈ってる人は初めて見た。
困ってる人をこうやって受け入れる場所が都会にもあるんだなあ、と盲点だった。
仕事や生活があったら、そりゃあ一日かけて遠くまで行けないよね、と。
王子稲荷は山手線から近い。
半日や二三時間でひゅひゅっと参拝できてしまう。
便利っちゃあ便利な場所なんだなあ、と感心した。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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王子稲荷神社は関東三大稲荷のひとつであり、東日本全体の稲荷総本社である。
簡単に言うと、「関東三大稲荷のうち、さいつよ」の影響力を持つ番長格。
東海道・東山道・北陸道の全稲荷神を束ねる。
平安時代から存続する由緒正しい神社である。
■アクセス
JR王子駅下車、一本道をまっすぐ10分程度で到着。
もちろん徒歩。
■いなり幼稚園
幼稚園が併設されており、本業の神社よりも幼稚園のが大きくて広いという逆転現象が起きている。
ついでに幼稚園敷地内に正式な参道が敷かれており、幼稚園稼働中は安全面を考慮して部外者立ち入り禁止。
参拝客はいなり坂上の途中にある鳥居から入場する。
稲荷神が元来子供好きであるため、子供の遊ぶ姿や声や元気さが何よりも尊く優先とされているためである。
キッズファースト極まる神社である。
■感想
コンクリートジャングルの住宅地の中に突如出現。
『東国三十三国稲荷総司』という大仰なヤクザ名のようなものを持っているため、
きらびやかな豪邸のような神社を想像したが、違った。
田舎のばあちゃん家みたいにこじんまりした構えである。
でかくないし大金持ちには見えない。
しかし老舗の和菓子屋のように手入れは行き届いている。
お稲荷さんの前掛けも真新しい。
地域と神社主にとても大事にされているようだ。
■感想2
稲荷総司のお膝元だけあって、この地域はご家庭の敷地にもお稲荷さんを祀っている家の割合が多いように感じる。
会社や専門学校の敷地にも小さな社がある。
キツネの町だ。
ポケモンGOをプレイしながら神社に向かったら、やっぱりポケストップだった。
生まれて初めてのレイドバトルをこの神社の前で開始、速攻負けた。
期せずして場んでっとさんの初敗戦の場となってしまった。
■感想3
本殿の脇からてくてく歩いて行くときつねの巣穴と願い石に続く鳥居がある。
願い石は持ち上げて軽ければ願いは叶い、重ければ叶うのが難しい、とある。
判定器のようなものらしい。
まずは自助努力だそうだ。良い神様だと思う。
他人を頼るといつハシゴを外されるか分からない。
自立自尊はとても大事。
願い石よりさらに奥。
通称「お穴さま」と呼ばれるきつねの巣穴がある。
本殿とは別に古い古いキツネの神様が祀られている。
(おそらくは、親分格である総司のおキツネ様)
いきなり願い事をするのは避け、初対面では挨拶に止めておきたい。
(願い事するなら対価や前金を払わないとねえ!!)
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