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2021年、鬼大師像が205年ぶり公開。
連日数百名の参拝客が列をなした。
疫病殺しの鬼がコロナ終焉のとどめとなるか。
■概要
1時間以上も並ぶというので鬼大師像の公開終了翌日に遊びに行ってきた。
深大寺は名物がそば。
ここは本当に東京都23区なのか?
という特異な雰囲気を持っている。
(調布市だから厳密には23区ではない)
神奈川と勘違いしてしまいそうになる。
紅葉も見事、鎌倉に行くより近くて安く済む。
■感想
その昔、席が隣の同僚に
「深大寺は蕎麦が美味しい。蕎麦おすすめ。是非食べてください」
とおすすめされた。
居並ぶ蕎麦屋は全て手打ち。
6000円を超える高級そばから1000円の庶民そばまで境内に揃っている。
1000円以下の深大寺そば?は境内の外にある。
味は値段が高い分、境内のが美味しいそうだ。
外の大通りにはステーキガストとビッグボーイがあるので肉々しいものを好む場合はそちらがおすすめ。
どっちもゼリー付きのサラダバーがある。最高。
■深大寺
雰囲気がとても良い。
蕎麦、鬼太郎茶屋、紅葉と見どころが多いのも魅力的。
空気は微生物の少ない都会なのに雰囲気は神奈川の片田舎で肌感覚がバグる。
変なとこ。
人物から読み解く深大寺、となると深大寺の一番高いところにとある胸像がある。
中西悟堂氏という元お坊さんの胸像である。
生まれてすぐにお父さんが死亡、お母さんは実家に帰って戻ってこない。
生まれてすぐに両親を失うという生い立ちから親戚の家を転々としてお坊さんになった波乱万丈の人物であるが、なんと日本野鳥会の初代会長である。
野鳥の会設立の経緯に仏教の教えが根底にあったとは知らなかった。
ついでに中西悟堂氏のことも初めて知った。
碑に書いてあった。
秩父は藤六の赤平川でシラサギと遭遇したときに頭によぎった野鳥の会であるからして、縁のようなものも感じる。
なるほど。
深大寺の上方に神代植物園がある。
野鳥がうるさく鳴いているが中西氏は喜ぶかもしれない。
手を合わせて野鳥観察の基礎作った偉人にありがとうございますと礼を述べた。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。