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戦場ヶ原が何かというとその一帯の地名である。
有名なのは広大な原っぱ(湿原。沼)。
景観が良いのでもてはやされている。
しかし、散策路も含めて戦場ヶ原である。
そこもかしこも戦場ヶ原。
■概要
有名どころは120号線の三本松バス停からの戦場ヶ原の景観であるが、あえて外す。
大本命は小田代ヶ原である。
地形的にも植物相的にも、戦場ヶ原と小田代ヶ原はほぼ同一で間違いないであろう(マップがさがさ。
ならばなぜ名前が違うのだろうか。
分けている理由があるはずだ。)。
三人目の道連れが「小田代ヶ原への道を知っている」と言うのでこの機会を逃がす手はない。
120号線沿いはソロでも歩ける。
初心、行程に危険度が増す道のりは先導者がいる複数人で挑むのがセオリーだ。
赤沼から小田代ヶ原(鹿よけネットのポイントを目指す)に抜ける散策路の途中で戦場ヶ原のビュースポットを発見、休憩することにしたのであった(これはマップには載ってない)。
■感想
今回のパーティはコロナ禍を恐れない命知らずばかりが揃ったと思ったがそうでもなかった。
ここ戦場ヶ原のビュースポットは多数のベンチが用意されている。
我がパーティはそれぞれが別のベンチに座り、あまつさえ顔を向ける方向を違えるという気づかいようを見せていた。
地味に感動した。
場んでっとさんもそれに倣う。
まだ電波はかろうじて届く。
夕飯までのリミットはあと2時間20分。
三人目がじりじりと時間を気にしている様子が伺える。
ここらのバスは本数が少ない。
バスで帰れるかどうかぎりぎりのぎりになってきた。
休憩しながらマップを確認するとあと少しで小田代ヶ原である。
時間にして20分もあれば十分だろう。
戦場ヶ原と小田代ヶ原はとても近距離だ。
さてさて、帰りの行路を確認しようか。
全行程を完歩しようと野望を持っている場んでっとさんはgooglemapで恐ろしいものを見つけてしまう。
小田代ヶ原にバス停がある。
これに気づかれると、三人目がバスを使って離脱する可能性が高まってきた。
やばい。
楽しいハイキングがそろそろ終わってしまう。
写真映えするので戦場ヶ原は人気スポットだが綺麗な場所ばかりではない。
ほぼ荒れ地のようになっているビュースポットは生態系が良く見て取れる。
このあたり、つる植物がほぼない。
つる植物は自然界のカサブタと呼ばれ、荒廃した場合にいち早く茂るのだ。
なんでつる植物生えてないんだろうなあ。
また湿地帯であるのに地面が凄く乾いてる。
ササ(水をとても吸収する。からっからっになる)があるせいもあるが、元湖だけが湿地として活躍している、という理解でいいのだろうか。
湿地は一面ススキばかりが見える。
アシが生えているのかよく分からない。
(写真拡大したらススキじゃないずら!!茶色の丈の長い草はアシだ!!)
機会があればもっと近くで見てみたいものだ。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。