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紅葉の名所の南禅寺‥‥秋に観光客がどっと押し寄せる時期にはなかなか行けないので、青もみじのシーズンに訪れてみました。
ゴールデンウィークの連休翌日とあって、地下鉄の構内はすっかり閑散としていました。蹴上駅を降りてインクラインを歩いた後、ねじりまんぽのトンネルを抜けて静かな裏通りから南禅寺の境内へ。日本人が連休を終えて会社や学校へ戻っているぶん、海外からの観光客が目立つこと‥4人に1人は外国人かも?という感じでした。
歌舞伎の石川五右衛門が登って『絶景かな』と見栄を切るという大きな南禅寺の三門は、みんなが代わる代わるカメラを向けているので、隙をぬって早足で通り抜けることに。薄暗い三門の向こうに、眩しいくらいの緑のもみじの林が伸びています。
続いて南禅寺の方丈へ。ここには有名な虎の子渡しの庭園があり、虎に見立てた幾つかの石が、枯山水の白石の中に置かれています。
『3匹の子虎を連れた母虎が川の対岸へ渡ろうとするが、そのうちの1匹が凶暴で母親が見ていないと兄弟を食べてしまう‥でも母虎が一度に連れて行けるのは1匹だけ。無事に全部の子を対岸に連れて行くにはどうしたらいいか?』というなぞなぞ、そういえば以前に聞いたことがありました。いい頭の体操になりますね(^_^)
またここには有名な狩野探幽の『水飲み虎』というふすま絵があるらしいのですが、行ったときにはどこかに美術館へ貸し出し中とのことで、代わりの絵が飾ってありました。また見に来る口実ができました♪
《アクセス》
京都市営地下鉄 蹴上駅より徒歩10分
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。