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2010年12月、サントリーミュージアムが閉館して、以後そのままだと思ったら、いつの間にか「大阪文化館・天保山」として再生していた。
それを知ったのは全くの偶然で、たまたま友人から運送業のお手伝いを頼まれたからだった。
朝6時半の電車に乗って大阪市内へ、地下鉄に乗り換えて大阪港駅に行き、歩くこと5分少々ほどで昔のサントリーミュージアムに到着したが、そこには別の名前の看板があった。
『大阪文化館・天保山』とある。
午前8時、トラックはすでに到着していて早速荷物を降ろす準備をする。
しかし、荷捌き場の狭いこと。
2トン長尺のトラックが、精いっぱいの広さで私が運転したなら擦りまくりそうだ。
ここにトラックで荷物を運び入れる人は滅多にいないだろうと思うけど、参考までに頭から駐車場に進入し、奥で後退しながら右にハンドルを一杯に切るとプラットフォームにトラックの後ろがピタリと合うようになってます。
荷物の量は少ないものの、降ろした後の配置場所がなかなか決まらず時間が過ぎる。
暇つぶしで館内を散歩・・・。
ロッカーは鍵ではなくて暗証番号式だった。鍵を失う恐れはないので安心。
しかし、番号を忘れると開かなくなるので、メモしておく方が良さそうだ。
コンクリート打ちっぱなしの館内はモダンな雰囲気。
外へ出てみると、道路を隔てて海遊館があり、海遊館前の広場と文化館の正面入り口付近とが橋で連結されている。
入口横にはレストランがあって、窓からは大阪港が一望できるが、このレストランはお昼を中心にした営業時間で朝夕は利用できない。
目の前は、左手に大阪水上警察署の警備艇、右側には海上保安庁の艇が係留されている。
さらに安治川側にも桟橋があるが、ここはユニバーサルスタジオと結んでいる船が着く。この船は船長以下全員が女性と聞く。
この桟橋の北隣は観光船サンタマリアの乗船場となっている。
文化館前岸壁際には小さな銅像がある。リトルマーメイドの像で陸の王子様と海にいる姉との双方から声をかけられ、どちらにしようかと悩んでいる姿ということだ。
若い娘人魚なんだから王子様に心惹かれるのは仕方がない。
しかし、腰から下は茶色く変色している。リトルマーメイドは
「もうちょっと ましな場所は無かったんかい!!」
と言ってるようにも見えた。
像の手前には説明板があって像の由来等が記されているが、この案内板は潮が満ちてくると波に洗われている。
付近は綺麗に整備されベンチも所どころに設置されている。文化館前は海に向かって階段状の造りになっているのでベンチが無くても良い。
で、この文化館、現在は実際どのように使われているのかと言うと、企画展などを中心に使われているようでした。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。